長崎で買ってきたもの・その3──「べっ甲」@中古賀べっ甲店(極寒の雲仙&島原遠征 おまけ編)。


カステラに角煮饅頭、月餅などの中華菓子、ビードロ等々
長崎にはオランダやポルトガルとの出島貿易がもたらした舶来品が多い。


江戸時代に中国から伝わったのが、長崎の「べっ甲細工」だ。
タイマイと呼ばれる亀の甲羅を原料とするこの伝統工芸は、鎖国時代に
唯一の貿易港として原料が手に入りやすかったため、長崎で発達したのだそうだ。

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しかし1993年、ワシントン条約により、原料のタイマイの国際商取引が禁止となり
輸入はもちろん、お土産として海外に持ち出すこともできなくなった。
現存するタイマイの価格は高騰。「べっ甲細工」に用いられる原料も入手困難な状況となり
お値段も少しずつアップしているらしい。



とはいうものの、天然素材のべっ甲は、肌触り、色合いがよいのが特徴で
壊れても熱で曲げたり接着したりして修理できるので、
一生、使い続けられるお品なのだそうだ。



ワシントン条約のことを考えると誠に心苦しいのだけれど、私もべっ甲の腕時計を持っている。
今回はこの時計に合うべっ甲のリングがあれば良いなーと思いつつ、長崎にやってきた。。。


ネックレスやブローチ、ピアスは少々お高めだが、リングはそこそこにリーズナブルだ。
という訳で、長崎来訪記念にお買い上げ


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お店の方は「べっ甲の正しい取り扱い方」に関して細かいレクチャーをしてくれた。
一番驚いたのは「べっ甲は虫に食われるので、防虫剤を入れて保管してください!」
ということ。そして年に1〜2回、風通しをした方が良いのだそうだ。
また、べっ甲は「水に弱い」ため、お風呂やサウナなどは厳禁とのこと。
さらに、水に濡れるとツヤを失ってしまうため、できるだけ水に濡らさないように、
手を洗う時も外した方が良いのこと。。。これも知らなかった(汗)。。。
たしかにむかーし買ってもらったべっ甲のリングはくすんでしまってどんなに磨いても
もとの輝きは戻らない。しかも虫食いなのか、一部欠けてしまっているし(汗)。

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色々と制約が多いアクセサリーだが、買ってきたからには大切に使いたい。
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かたい材質のべっ甲を虫たちがどうやって食べるのかは定かではないが、
この時計のケースと、亡き父が愛用していたべっ甲のメガネのケースに防虫剤をセットした
ことはいうまでもない。





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by forestkoro1015 | 2024-03-02 11:25 | 長崎関連 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


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