今日は朝から雨で寒いのだけれど、月曜日は26.8度とまるで初夏のように暑い日だった。
暑くなると食べたくなるのが、辛いものだ。
という訳で、原宿にいたこの日は迷うことなく「四川料理 龍の子」さんへ。。。
1977年創業の此方は、お洒落な若者たちが行き交う原宿の街ですでに
40年以上にわたって、本場四川の味を守りつつ、工夫を凝らしたお料理をあれこれと
提供し続けている中華料理店だ。
香辛料は本場四川省から取り寄せ、自家製調味料を用いるという本格派。
雑居ビルの地下にあって、ランチタイムは階段に沿って長い列ができるほどの人気店だ。
いつもお願いするのは「麻婆豆腐ランチ」(1,300円)なのだけれど、この日は
担々麺が食べたくて入店。が、暑かったこともあって、注文は「棒棒鶏冷麺」(1,300円)。
「冷麺」だけでなく、ランチメニューとして「ご飯」も選べる此方の「棒棒鶏」は
ソースが重厚な食感で美味しいことでよく知られている。
どこかで紹介されていたが、「辛味7酸味2甘味1」という絶妙な配合に
刻み葱と花椒が合わさって独特の四川ワールドを楽しませてくれるお料理でも
あるらしい。
「今日こそ食べる!」ということでお願いする。
最初に登場するのは、ランチタイムに必ず登場するお漬物と卵スープ。
冷房の効いた店内でいただく温かな卵スープはまた格別!!
そして「棒棒鶏冷麺」が運ばれてきた。
これに「棒棒鶏」のソースをかける。
完成〜っ!!
蒸し鶏と胡瓜、ゆでた麺をよく混ぜ合わせていただく。
辛いのだけれど、絶妙の配合バランスなので、飛び上がるほどでもなく美味しくいただく。
これはたしかに食べたことのない独特の「四川ワールド」の味だ。
麻婆豆腐の辛さとも違うし、辛さの奥に甘さと酸味がホンノリと見え隠れする絶妙のバランス。
ちなみに「ツウ」の人たちは「半ライス」を注文して、お皿に残った「棒棒鶏ソース」を
キレイにさらうのだそうだ。うーむ、私も4分の1ライスがあればお願いしていたかも(笑)。
やはり暑い時には辛いものを食べてスタミナを補給するのは大事だ。
それが美味しいものであるなら、なお良いだろう。
この夏の密かな楽しみが一つ増えた(笑)。
ごちそうさまでした☆
この後は、久しぶりに飯田橋ギンレイホールヘ。。。
今どき、格安価格(1,200円、60歳以上は1,000円)で2本立てが楽しめる名画座の一つだ。
自由席なのでもっと空いていると思ったら割と混んでいた。
上映作品は、「由宇子の天秤」
「空白」。
双方共に「正義」をテーマにした作品で、非常に重たい内容だが、
「由宇子」の方がよりヘビーで後味の悪さというかドロドロ感が後をひく印象。。。
いや、それだけリアルに考えさせられる内容ということなのだろうけれど、
2本立ての最初に「由宇子」を観た分、まだ救われたかも。。。
逆だったらしばらく立ち直れなかったかもしれない。。。
古田新太の怪演ぶりが一筋の光に見えた。。。
※前回、「四川料理 龍の子」を訪れた時の紹介記事は
※前々回、訪れた時の紹介記事は
●龍の子
東京都渋谷区神宮前1-8-5 メナー神宮前 B1F
050-5595-1151
[月・火・水・金・土・祝]
11:30~15:00(L.O.14:30)
17:30~21:30(L.O.20:30)
木曜・日曜休
29席
個室有(2人可、4人可、6人可、8人可)
http://ryunoko.tokyo/
1977年オープン
電話番号:03-3402-9419