















ハングル語(韓国語)は読めないし、意味もよくわからないが、
店名の「ヘジャンクッ」とは「酔い覚ましのスープ」という意味を持つらしい。
日記欄(http://tabelog.com/rvwr/morikoro/diarydtl/132744/)でもご紹介した通り、
このシルバーウィークは成田から2時間20分の韓国・済州島(チェジュ島)へ。。。
ほとんどキムチと唐辛子漬け(爆)の日々の中で、此方は二日目にチャーターした
タクシーの運転手さん(日本語が話せる)のオススメ店の一つだ。
この界隈にはすぐ近くに有名な「家品ユッケジャン」もあり、双方オススメとのこと。
両方とも24時間営業で、すきなだけ卵(無料)を入れられるのも一緒だけれど
今回は地元の方々(?)で賑わっていた此方へ。。。
メニューはあまり多くないが、日本語のメニューが用意されている。
「牛肉入りユッケジャン」(6,500w:約600円)と「 スンドゥブチゲ」(5,500w:約520円)、
ライスをお願いし、この夜は「とりビー」と「マッコリ」で攻めてみることにした。


薬味としてメチャクチャに辛い「青唐辛子」「すりおろしにんにく」などがセットされる。
マッコリを飲むのは、あちら式に金属製の容器。このマッコリはコンビニ等でも売られているが
ちょっと甘みが強い感じだ。キムチとカクテキはそれまで食べ歩いた中で一番味が良かった。
そしてグツグツ状態で「牛肉入りユッケジャン」と「スンドゥブチゲ」が運ばれてくる。
だいぶ慣れてきたけれど、写真を見るとあの夜の「独特の辛さ」が甦ってくる(爆)。

「ユッケジャン」を選んだ連れはなんだか神妙な顔をしてスープを啜っている。
そして「肉もたべてみれば?」と大きな塊を器に入れてくれる。
「◯★△×□◎◆・・・」。。。何とも言えない不思議な味が口の中に広がっていく。。。
お肉というよりも柔らかいソーセージのようなものを食べている食感。。。
生臭さはないが、ほろ苦いようなビターさが辛味の中にわずかに感じられる。
内臓系というよりももっと柔らかい感じだ。

味噌を加えて臭味を消したお品なのだそうだ(爆)。一見、レバーかと思ったのだけれど、
まさか牛の血のかまぼこだったなんてーーっ(滝汗)。。。
チェジュ(韓国)の人たちは二日酔いの朝にはこの「ソンジ」入りのヘジャンクッを食べて
元気を取り戻すのだそうだ(爆)。さすが24時間営業の店舗だけのことはある。
が、チェジュ(韓国)に生まれなくて良かった(笑)。
この「ソンジ」以外は(いや、ソンジもそれなりに地元の美味なのだけれど・笑)、
お野菜やお肉(たぶん牛のスネ肉)もたっぷりと入り、滋養強壮に良さそうなお味。
卓上に置かれた無料卵をお好みに応じて何個か割り入れていただくと、辛かった
ユッケジャンのお味は少しずつまろやかになって食べやすくなっていく。。。
一方の「スンドゥブチゲ」は辛味の中にまろやかさがあって、日本人には食べやすいお味。
が、「ソンジ」を一度味わってしまうと、なんだか物足りなさを覚えるから不思議だ(笑)。


ガンガン千切って鍋に落とし、お代わり自由のキムチやカクテキをモリモリ食べている。
タクシーの運転手さんも妙にエネルギッシュだったけれど、お肉の内臓系を「生」で
モリモリ食べる(この場合、コチュジャンは必須アイテムだそう!)のが「元気の秘訣」
なのだそうだ(驚)。お肉というからチェジュ名物の「黒豚」かと思って聞いていたら
「黒豚」は値段が高いから、「馬」を食べるとのこと(驚)。なんでも次の休暇には
友人家族18人で「馬パーティー」(馬一頭を〆て骨まで味わう!)を開催するのだと
鼻を膨らませていた(滝汗)。まぁ、日本でもサクラ肉は食べるのだけれど(汗)。
チェジュの美しい田園風景の中で静かに草を食む馬たちを眺めて、なんだかちょっと
気の毒になってしまった。。。
チェジュ島でB級グルメを楽しんでみたい方にはオススメ!!
あまり韓国料理を食べ慣れていない方は「スンドゥブチゲ」の方が正解かなぁ。。。
ごちそうさまでした☆
【初秋の信州ドライブツアー vol.2】
黒部ダム(長野側)への登山の拠点となる信濃大町にある蕎麦店が此方の「野の花」だ。。
すぐ近く(でもないかな?)に黒部ダム登山(長野側)への最後のコンビニがある。

「無言館」@上田でゆっくりしすぎてしまい、雨がそぼ降る暗い国道を信濃大町へ。
売り切れじまいや夕方閉店の蕎麦店が多い中で、17時から夜の営業をしているのが此方。
皆さまの評価を参考に訪問してみることに。。。



小上がり席もあるけれどテーブル席へ。

「たけのこ汁」や「わらびのおひたし」等、酒飲みのハートを刺激するお品が色々。。。
悔しいので「わらびのおひたし」と「うとぶきのおひたし」(各300円)、
さらに「天ぷら盛り合わせ」(たしか850円程度)をお願いする(お茶で・笑)。

「うとぶき」(写真左側)とは「うど」と「ふき」のちょうど中間のような山菜で、
「ヨブスマソウ」という名前でも呼ばれているのだそう。
はじめていただいたのだけれど、ちょっとほろ苦いような不思議な「山の恵みの味」がした。


鴨がたっぷりと入った鴨汁も熱々で美味。が、瑞々しいフレッシュなお蕎麦の前には
美味しい鴨汁も凡庸に思えてしまうほどだ。

此方も熱々に揚がっていて美味しい。

温かいお蕎麦も味見してみたけれど、冷たいお蕎麦の方が、蕎麦本来の旨みを感じられる分、
より美味しさが味わえるような気がした。

途中から店主の方(たぶん)が厨房から店の方に出てきて、水らしきものを飲みながら
常連客と話しをしている。
「そろそろシルバーウイークだろう。混んで大変だねぇ!」という常連客に対して
「最近の日本人は休みすぎだよなぁ。。。」と楽しい返答をしていたご主人。。。
どうもあのコップの水は「お米の水」ではなかったかと、うらやましい邪推を少々(笑)。
この界隈はお蕎麦の美味しいお店が多いらしいのだけれど、黒部ダム(長野側から)に
アクセスする際には此方も覚えておいて損はないお店だと思う。
美味しいお蕎麦を食べて大満足!!
この後は対向車もほとんどいない真っ暗な道を通って今宵の宿へと向かったのだった。。。
ごちそうさまでした☆