渡辺謙・柄本明・小日向文世はやっぱりすごい!!──映画「盤上の向日葵」。
2025年 11月 02日
「タイトルだけで本文を紹介する」というお馬鹿なチャレンジを試みたところ
「100文字以内で入力してください。」というお叱りを受けてしまった(笑)。
プレビューでは文字数制限がないのに。。。
連休二日目ということで、柚月裕子原作「盤上の向日葵」鑑賞。
ロードムービーということで「砂の器」のようなストーリー展開なのかなーと思っていたのだけれど。。。
天才棋士と伝説の真剣師、この二人の棋士たちの似て非なる生き様を苛酷すぎるほどに鋭く描き出した作品。
将棋のことは全くわからないが、知らなくても十二分に楽しめる構成(指し手も皆、とても早い)。
山中で謎の白骨死体が発見される。事件解明の手掛かりは、遺体とともに発見された
この世に7組しか現存しない希少な将棋駒。
容疑をかけられたのは、突如将棋界に現れ、時の人となっていた天才棋士〈上条桂介〉(坂口健太郎)
だった。さらに捜査の過程で、桂介の過去を知る重要人物として、賭け将棋で裏社会に生きた男
〈東明重慶〉(渡辺謙)の存在が浮かび上がってくる。桂介と東明のあいだに何があったのか?
謎に包まれた桂介の生い立ちが明らかになっていく。それは、想像を絶する過酷なものだった……。
幼少期の桂介の描写があまりにも切なすぎて観ていてツラい。
そのような薄幸の彼を温かく見守る元・校長役の小日向文世が上手すぎる。
桂介の将棋の才能を見出し、考えるチカラを育てていったのは、第二の父とも言うべき彼だろう。
が、第一の父(音尾琢真)の存在が酷すぎて言葉を失う。
一番の見せ場は重慶と東北一の真剣師(柄本明)が山形で対局する真剣勝負の場面だろう。
まさに死闘。。。観ている側も肩に思わずチカラが入ってしまった(笑)。
その一方で、渡辺謙、柄本明、小日向文世、佐々木蔵之介、渡辺いっけいなどの豪華キャストを揃えながら、
坂口健太郎の印象が薄すぎ。いくら髭を生やしたところで、圧倒的存在感を放つ渡辺謙などには到底叶わない。
思わず「主役は誰だっけ?」と思わないこともなかった。
じゃあ誰よ?と言われると思い浮かばないのだけれど(笑)。
また任侠風味というかヤクザ映画くさい仕上がりになっているのは90年代を意識してのことなのだろうか。
実際のヤクザは登場しない(追い込みをかけられているなどの話としては出てくるが)のだけれど、
そこのところだけが少し気になった。
桂介が育った諏訪湖畔の街の映像や諏訪湖の片倉温泉や銀山温泉などの美しい映像は
ロードムービーならではのもの。
佐々木蔵之介が全国各地で美味しいものを頬張る姿も食いしん坊としてはとても気になった(笑)。
サザンの桑田が唄う主題歌と渡辺謙たちの好演、そして美しい向日葵畑の映像に助けられた感じのする
作品という印象を抱いた。

☆3.4を進呈。
forestkoro1015さん、こんばんは!
つい先日、天童と銀山温泉に行ってきたというのもあり、この映画も観たいなぁと
思っていました。
実は、最初に柚月裕子さんの小説を読み、その後でNHKのドラマも観ているんです。
小説はとてもドラマチックで引き込まれましたが、あまりに救いのない結末のよう
に感じました。
NHKのドラマでは、原作とは違い最後に希望の光が見えていて、私はこちらの方が
好きだなぁと思いました。
しかも、ドラマでは主人公の桂介役を千葉雄大君が、カワイイも笑顔も封印して
熱演しているんです。
私はこの作品が、彼の代表作だと勝手に思っています。
丁度その後で、『おっさんずラブ-in the sky-』が始まり、あまりのギャップに
ズッコケましたが…(苦笑)
主役の坂口健太郎君の印象が薄いと聞いてしまうと、せっかくの大好きなドラマ
を上書きしてしまうのももったいないような気もしてきました。
『爆弾』も原作が面白かったので、そちらを観てみようかしら?
つい先日、天童と銀山温泉に行ってきたというのもあり、この映画も観たいなぁと
思っていました。
実は、最初に柚月裕子さんの小説を読み、その後でNHKのドラマも観ているんです。
小説はとてもドラマチックで引き込まれましたが、あまりに救いのない結末のよう
に感じました。
NHKのドラマでは、原作とは違い最後に希望の光が見えていて、私はこちらの方が
好きだなぁと思いました。
しかも、ドラマでは主人公の桂介役を千葉雄大君が、カワイイも笑顔も封印して
熱演しているんです。
私はこの作品が、彼の代表作だと勝手に思っています。
丁度その後で、『おっさんずラブ-in the sky-』が始まり、あまりのギャップに
ズッコケましたが…(苦笑)
主役の坂口健太郎君の印象が薄いと聞いてしまうと、せっかくの大好きなドラマ
を上書きしてしまうのももったいないような気もしてきました。
『爆弾』も原作が面白かったので、そちらを観てみようかしら?
1
candlevoiceさま
コメント有難うございます。
書き方が悪かったのか誤解を生んでしまったようですが
坂口君も頑張っていましたよ。主人公の明暗の匂わせ方とか。
ただ周りの役者さんが素晴らしすぎて彼らに負けている感があったかなーという感じです。
私も原作は読んでいます。長すぎてくたびれましたがw
NHKのドラマは観ていませんが。
小説とドラマと映画、三者三様の構成やエンディングとなっているようなので
それぞれを比べてみるのも面白いかと思います。
千葉雄大くんはNHKの「光源氏くん」が一番好きかも(笑)。
浮世離れした光源氏の雰囲気と伊藤沙莉さんの絶妙の掛け合いが何ともいえなかったです。
コメント有難うございます。
書き方が悪かったのか誤解を生んでしまったようですが
坂口君も頑張っていましたよ。主人公の明暗の匂わせ方とか。
ただ周りの役者さんが素晴らしすぎて彼らに負けている感があったかなーという感じです。
私も原作は読んでいます。長すぎてくたびれましたがw
NHKのドラマは観ていませんが。
小説とドラマと映画、三者三様の構成やエンディングとなっているようなので
それぞれを比べてみるのも面白いかと思います。
千葉雄大くんはNHKの「光源氏くん」が一番好きかも(笑)。
浮世離れした光源氏の雰囲気と伊藤沙莉さんの絶妙の掛け合いが何ともいえなかったです。
by forestkoro1015
| 2025-11-02 17:26
| 映画作品・TV作品
|
Trackback
|
Comments(4)


