久しぶりに八王子のステキなお店で飲んだくれる。──「原始焼ト酒 でんちか」

高麗にある「巾着田曼珠沙華公園」（埼玉県日高市）で「曼珠沙華まみれ」になった後は

人生で2回目の八高線に乗って八王子まで戻ってきた。

東飯能駅で乗り換えておよそ45分の単線の旅はノンビリとして結構楽しかった。。。

※「巾着田曼珠沙華公園」の紹介記事は

お久しぶりの八王子でちょっと飲んで帰ろうとお店を探すが、日曜夕方ということもあって

どこも混んでいて予約がないと入れない。

たまたま見つけたのが「原始焼ト酒 でんちか」さんという小洒落た雰囲気のお店だった。

「原始焼って何よ?」と言いながら階段を降りていくと、目の前にデーンと

ガラス張りの焼き場（?）が広がっている。

靴を脱いで入店。。。

火が煌々と燃えさかる焼き場のガラスの真ん前のお席に案内された。

燃えさかる炎が眩しくて熱いが、なかなかダイナミックな光景。。。

「炉端焼き」は巷によくあるが、「原始焼き」とは、食材を串に刺し、炭火の周りに立てかけて

「遠火かつ強火」の状態でじっくり焼く、日本古来の調理法なのだそうだ。

この方法で焼くことで、魚の余分な水分が落ちて旨味が凝縮され、魚自身の脂で表面は香ばしく、

中はふっくらとジューシーに仕上がるという。

時々、地方の旅館で見かける岩魚や鮎などの焼き方によく似ている。

とても美味しそうなカマが焼き上がりつつあったが、この日はあの一つ分だけ！

ということで他のテーブルに運ばれていった(ノД`)

気を取り直して「おつかれ生です！」とビール（アサヒ マルエフ 生：680円）で乾杯。

お通しは味噌田楽と菊の花のお浸しのいずれかが選べる（500円）。

味噌田楽、美味しい！

○お刺身盛り合わせ

お好みでミズダコと鯛。2,900円とちとお高いが美味しい。

お醤油と山葵の他、お好みとして小ネギと梅でいただく。

食べたかったカマはないので、原始焼チャレンジ！ということで「雲仙ハム串あぶり焼き」

などをいただいてみる。

680円だが、一人ひとつずつお皿に取り分けてくれる。

たしかに余計な脂分が落ちてスッキリとした味わい。

○銀杏（680円）

初秋の美味しいアテのひとつ。

日本酒も品揃えが豊富で色々楽しむことができる。
○月山　純米　ひやおろし（島根・吉田酒造）スッキリした口当たりの良い好みのタイプ。（）

酒器は好みのものを色々と選ばせてくれる。

○コロッケ（580円）

やはり半分ずつにカットしてサーブされる。このような心遣いは嬉しい。

○さつま厚揚げ（800円）

○「寒菊　Monochrome　純米大吟醸　山酒4号　超限定無濾過生原酒」

　　（千葉・寒菊銘醸）

　はじめていただいたが、微炭酸（?）が弾けるフレッシュで爽やかな飲み心地。

　美味しい！！

此方ではスケールにのせてお酒の量を量る模様。。。これも初めて。

記憶にないのだけれど、合鴨（900円）も食べていたらしい（汗）。

写真が残っていた（笑）。

壁にある日本酒メニュー。

「隠し酒」というとっておきコーナーに色々と美味しいお酒が揃う。

写真はすべて撮った訳ではないけれど、トータルで4〜5種類ぐらいいただいてしまったかも。。。。

最後の〆に熱いお茶とキャンディが登場した。。。

お料理が美味しいので調子にのってしまうと飲み過ぎることにご用心！！

この日は二人で約1.4万円のお支払いだった。

たまたま見かけて入店したお店だったが、サーヴィスはよろしいし、大人のための空間という感じで

落ち着いてシッポリと飲めるのが良い。

すっかりとできあがった酔っ払いはご機嫌状態で中央線で帰ったのだった。。。

ごちそうさまでした☆