香港国際空港で延々と時間つぶし!!── 「20時過ぎのLCCでようやく帰国」(灼熱の澳門(マカオ)紀行 vol.14)
2025年 09月 30日
1998年にランタオ島に開港した「香港国際空港」(HKG)は、アジアのハブ空港のひとつとして
知られている。
レストランやカフェ、ラウンジなどが色々揃っていてフライトまで快適に過ごすことが
できるというのは、メインターミナルの「第1ターミナル」の話。
49のゲートを備え、ANAやJALをはじめ、大手航空会社の発着は主に此方のターミナルだが、
LCCの場合は隣接した「第2ターミナル」が発着場所となる。

徒歩でも移動できる(約5分)が、ANAのお兄さんに誘導されて無料シャトルで移動した。
第1ターミナルにはレストランやカフェの他、ディズニーショップもあって限定品も
売られているのだとか(帰国してから知ったのだけれど)。
そして物価はお高い。エビアンとお握りがセール価格セットで38香港ドル(約785円)。
足もとを見ている。。。


購入した香港エクスプレスのフライトは20:00。
到着が遅れていたこともあるのか、搭乗ゲートナンバーが全然表示されない。
これから5時間ちょい、ここでマンジリとして過ごさなければならない。
昔、ローマに両親が暮らしていたころ、キャセイのトランジットで4時間ほど啓徳で過ごしたことが
ある。「米(コシヒカリ)を持って来い!」という指令が下り、8キロをスーツケースに詰めて
2キロを手持ちにしたところ、成田で「Too Heavy!」と怒られて6キロを出すことになり
合計8キロのコシヒカリをズルズルと引きずってのトランジットだった(懐)。
手荷物にするのも、スーツケースに入れるのも同じだと思うのだけれど、どうなのだろう?
JALやアリタリア、アエロフロートさえも重量で引っかかったことはなかったのに。。。
まずは腹ごしらえ。。。
朝、ホテルを出てから、トラブルに巻き込まれて何も食べていなかったのでお腹が空いた。
外が見えるカフェレストランで焦げたピッツァとお約束の青島ビール。

不運な私たちをあざ笑うかのようにとても焦げ臭いピッツァだった(ノД`)
しかもビールとピッツァがそれぞれ2,000円近くするし(汗)。
香港もいつのまにか何でもお高くなってしまったようだ。
マカオの青島ビールが恋しい。。。





2〜3分おきに飛び立っていく。。。



全方位360度ひらけている場所らしく。。。
道理ですごい装備のマニアックな方々を見かけた。。。
空港内は空調が効きすぎていてとても寒い。
ようやく遅れていた香港エクスプレスが到着。。。

いやー、ここまでよく待ったよなー。。。
ANAに乗り遅れていなければ、とっくに東京に着いている時間だ。

香港〜羽田間は4時間ちょいなので、我慢できない距離ではないが、食事や飲み物は別料金だし
なんと!ブランケットまで有料(寒くて頼んだらノー!と言われた・汗)。
しかもスタンダートの座席のピッチは死ぬほど狭い(滝汗)。
小柄な女性なら問題ないかもしれないが、私の席は両隣のいる真ん中(汗)。
席替えして(たぶん5,000円程度)コンフォートシートにしてもらったら
だいぶビッチは広くなる(スタンダードの2倍ぐらいに見えた)模様。。。
がらあきだったけれど(笑)。

必需品だと思った。

また、LCCの場合は基本、お水も有料なので、ペットボトルが荷物に入れられたらお忘れなきよう。
ほとんど寝られないままに5時間10分。。。
なんとかかんとか羽田第3ターミナルに戻ってくることができた。
朝、ホテルを出てから17時間半。。。
なんと長くて遠い帰り道となってしまったのだろう。。。

この後の顛末は「平和島温泉」の記事で紹介した通りだが、
正直、このようなトラブルに巻き込まれたのは生まれて初めての体験。。。
が、もう一度、マカオに行ってみたいかと聞かれたら、答えは「イエス」だ。
マカオにはパンダが2頭もいるらしいし。
今度はちゃんと行って間違えることなく帰ってこられそうだし(笑)。
大変におつかれさまでした☆
※補足:香港の現地係員が「帰国したら確認してみて!」というので、数日後に
ANAと旅行会社の両方に電話してみた。もちろんANAからの返金も保証もなかった
(当たり前!)が、電話口の男性は「今回の件に懲りずにこれからもどうぞANAを
ご贔屓にしてくださいますようよろしくお願い申し上げます」というさすがの対応。。。
一方の旅行会社は「お客様とこれ以上お話しても埒があきませんので!」と
電話を一方的にたたき切られた(驚×∞)。
誰が悪いかは別としてお客様を大切に思う気持ち=「顧客サービスの精神」が
まるでない会社のようだ。いや、前からわかっていたことではあるけれど。。。。
一言でも謝罪の言葉があれば・・・・世の中にはそのような企業がまだ少なくないらしい。
悲しい話だ。
※「灼熱の澳門(マカオ)紀行」は今回で終了となります。
お付き合いいただいた皆さまには心から感謝申し上げますm(_ _)m
美心MX 機場中場店 (中華料理 / 香港国際空港 (HKG) 周辺)
昼総合点★★☆☆☆ 2.3
こんばんは
なかなか大変な帰路になりましたね
時間もお金もかかってしまったけれど
無事に戻って来られて良かったです。
香港空港の事など思い出して広かった記憶と
ディズニーお店しか浮かんできません。
帰国後に気づかれたのですね。
長い長い時間でしたが、また行きたいと思えるマカオ
良いですね。私は香港マカオはもう多分行かれないかな?
どちらも悪い印象は無いけれど
あの大国が好きでないのでもう近づかないと思います。
2015年から2019年の香港、最後は催涙ガス飛び交う
壮絶な暮らしを経験して帰国した娘家族でしたよ。
帰国したらコロナ。。10年の時の流れを感じます
マカオの旅 次回帰りは間違いないと思うのでトライですね。
1
harupitaさま
コメント有難うございます。。
何とかかんとか帰国することができて良かったです。
仕事仲間に中国で拘留(?)されてしばらく帰れなかったのがおりまして(汗)。
香港は中国に返還されてからずいぶんと変わりましたよね。
一国二制度といったところで、今までと比べると
不自由さは格段に増したと思います。
現地に駐在されている方々もさぞかしご苦労が多いことと思います。
催涙ガスは怖すぎですよね。
お嬢様ご家族も日本に帰国することができて本当によかったです。
私も香港はパス(笑)ですが、マカオなら任せて!
という感じでしょうか(大笑)。
冗談はさておき香港よりは旅しやすい場所かもしれません。
コメント有難うございます。。
何とかかんとか帰国することができて良かったです。
仕事仲間に中国で拘留(?)されてしばらく帰れなかったのがおりまして(汗)。
香港は中国に返還されてからずいぶんと変わりましたよね。
一国二制度といったところで、今までと比べると
不自由さは格段に増したと思います。
現地に駐在されている方々もさぞかしご苦労が多いことと思います。
催涙ガスは怖すぎですよね。
お嬢様ご家族も日本に帰国することができて本当によかったです。
私も香港はパス(笑)ですが、マカオなら任せて!
という感じでしょうか(大笑)。
冗談はさておき香港よりは旅しやすい場所かもしれません。
お疲れさまでした 日帰り温泉が癖になったりして (^^ゞ
by forestkoro1015
| 2025-09-30 17:42
| 2509・澳門(マカオ)
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Comments(4)


