「とうふ屋うかい」、おまえもかっ!!──来年3月末をもって閉店決定(寂)!!
2025年 05月 20日
高級路線を突き進む「うかいグループ」の旗艦店の一つ、東京タワーの真下にある
「東京芝とうふ屋うかい」が来年3月31日をもって営業を終了するという
寂しいニュースが飛び込んできた。


土地の契約期間満了に伴う閉店とのことらしいが、2005年のオープン以来、
東京タワーの真下の一等地に和風な趣きの広い店舗を展開し、
接待に、会食に、そしてインバウンドにと絶大な人気を誇っていたお店だ。
私は法事でむかーし、一度だけ利用したことがあるが、なんだかえらい贅沢なお店だなー!!
と思った記憶がある。
某サイトを遡ってみたところ、むかーし、アップしたレビューを見つけた。。。
ずいぶん勝手なことを書いているけれど、何となくお店の雰囲気は伝わるかな(笑)。


せっかくなので、備忘録として此方にもアップ(転載)しておこう。。。
■訪問は2009年3月なので、お値段やお料理内容は当時のものとなります。
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●「ミシュランをはじめ、外国人ウケはたぶん良さそうな日本料理店(笑)。」
叔父の一周忌の法要で利用。
寒い中、久しぶりに増上寺本堂で正座を強いられた後はゾロゾロと此方へ移動。
元来、親戚関係が集う法事関係は何かと窮屈なのでパスすることが多いのだけれど、
今回は此方のお食事付(!)ということなので、はるばると出かけてきた。

2005年にオープンした此方は、東京タワーの麓に広大なお庭を擁した
「うかいグループ」の和食処(2年連続のミシュラン★1つ獲得店)だ。
八王子のうかいグループ傘下の店は「うかいリゾート」まで含めてほとんど制覇済み
(某サイトにはアップしていないけれど)だが、八王子・大和田にある
「とうふ屋うかい」だけはいまだ未訪の店だ。
何度かチャレンジしようとしたが、いつも大型観光バスが何台も横づけされ、
満席状態で入店できなかった。
当日の宴席は2階にあるお座敷だ。

広大な中庭を抜け、立派なお雛様が飾られているロビー横を通って階段を上がる。


靴は番号札をもらって仲居さんに預かってもらう。コートも入り口脇でほとんど強制的に脱がされる。
そしてお座敷に上がると、テーブル席が設えられている。
さっきまで正座で足が痛かったのでこれは有り難い(笑)。
窓際の席に落ち着き、当日の宴はスタートした(HPによれば8,400円のコースだったらしい)。
当日いただいたお料理は下記の通り。
◯磯香とうふ
◯あげ田楽
◯地魚
◯菜の花と飯蛸、鯛桜寿司、もずく
◯名物豆水とうふ または 翁とうふ
◯芝の治部煮
◯筍ごはん、赤出し、香の物
◯はっさく
今回、お料理の写真は撮らなかった(撮れなかった!)が、お店のHPには美しく紹介されていた。
◯磯香とうふ
さざえの中に、とうふ、うに、ゆば、さざえ、わさびをあしらった前菜。
うにとさざえはさすがにおいしくいただけたが、そこにどうしてとうふ(かため!)と
ゆばが入るのかが微妙(笑)。
かためのとうふだったが、正直、お箸では食べにくい。せめてレンゲぐらいはつけるべきだろう。
◯あげ田楽
中庭にある焼き方専門の小さな建物で専門の職人によって休むことなく焼かれているのが、
2階からも十分に眺められる。わかりやすく言えば、あげが1枚分。
「刻みネギをのせてくるりと巻いて食べよ!」と仲居さんから指示されるが、
あげ自体がしっかりと固いので、巻きにくいことこの上ない。
なんとかかんとか巻いて食べたが、結構、パリパリ感があっておいしかった。
◯地魚
何のお魚かなーと期待していたのに、登場したのは鮪とかんぱちだかブリだかのお造りだった。
美しく盛られているが、ちょっと凡庸な感じは否めなかった。
◯菜の花と飯蛸、鯛桜寿司、もずく
春を感じさせるお料理でこれは眺めていてもなかなか楽しい。
大皿に盛られて登場し、仲居さんがその場で恭しく取り分けてくれる。
中でも鯛桜寿司は桜餅バージョンでおいしくいただけた。
もずくもすっきりとして良い。本日のお料理の中では結構いけていたと思う。
◯名物豆水とうふ または 翁とうふ
此方の名物という豆水とうふが登場した。
大豆を絞ってその絞り汁に味をつけて作った豆腐ということで、結構な自信作らしい。
濃い感じの豆腐ポタージュの中にいくつかの豆腐がちんまりと収まっている。
「最初はそのまま、何もつけないで召し上がってください!」と仲居さん。
うーむ、この、まったりとしたねちっこい食感はとうふの王道。。。
と思いたかったのだけれど、実はこれが今いち。いや、今さん、、、
小さな声で表現すると今百。。。
悪いのだけれど「どうしちゃったの?」というのが率直な感想。
きっと「豆乳」がお好きな方なら「おいしい!」と思えるだろうお料理なのだけれど、
「豆乳」をあまり好んで食べない私の場合はちょっと。。。
いつもはどのようなものでも喜んでいただいてしまう私なのだけれど、
今回のこのとうふに限っては「なくてもよい!」レベルだった。
◯芝の治部煮
いわゆる「豚の角煮」かと思ったら、どうやら「牛」だったらしい(笑)。
お皿に敷いてあるソースに「芥子が染みこませてございます!」とのことだったけれど、
なんだか創作しすぎてしまっていて今ひとつピンとこないテイストだった。
◯筍ごはん、赤出し、香の物
この時期に「筍」で勝負をかけてくるとは、さすがミシュラン★1つ店だけのことはある。
が、3月初旬に筍を食べたいかと聞かれれば、正直、「そんな贅沢なっ!!」と
思ってしまったりもする(笑)。
が、何のかんのと言いつつ、おいしくいただいてしまった。
赤出し、香の物もさすがにグレードの高さを感じる。
◯はっさく
なんとかという蜜がかけられたこの「はっさく」はとんでもなくおいしい。
筍ごはんと共に当日、最も感動したお料理だったりした。
これは機会があれば、また食べてみたいかなぁ。。。
これだけのお料理を食べ終えるまでにおよそ3時間。
飲み物はビール、日本酒(竹筒で登場する例のスタイル)、ワインとよりどりみどり(爆)。
元々が造り酒屋ということも関係するのか、母方の親戚はさすがにアルコールが好きな人たちが多い。
いや、普段から「嗜む程度」しかいただかない私は車だったこともあって、
ひたすらウーロン茶で我慢したのだけれど、従姉妹たちは賑やかに盛り上がっている。
うーむ、電車でアクセスすればよかった(無念!)。
ワインリストを眺めてボトルをセレクトしていたようだけれど、
此方の場合、グラスワイン一杯で1,260円もするのだそうだ(驚)。
やがて会はお開きとなったが、コートかけにかけられているコートを自分で探し、
番号札を仲居さんに渡して靴を出してもらうまでには結構、時間がかかる。
少しだけ早めに出て料理を撮れなかった分、ロビーに飾られているお雛様や中庭を
パチパチと記念撮影。
東京タワーを真下から煽る絶好のシチュエーションであることに驚く。






「八王子うかい亭」も「うかい鳥山」も、「うかいリゾート」(すでに閉店)も、
それぞれ長所・短所はあるお店だけれど、その一方で訪れるものを魅了してやまない
エンターティメント性というか、ある意味、面白みのあるお店だと思う。
いや、八王子の山奥であのような店舗を展開しているから素晴らしいのであって、
さすがに都内(しかも東京タワー麓)ではちょっと無理があるのではないかなーと
余計な老婆心さえ抱いてしまった。
これはきっと「とうふ屋」系列の店舗だったからで、銀座や青山の「うかい亭」系列の店舗だったら、
もっとダイナミックに完成された空間なのだろう(と思いたい)。
そんな訳で今回は自分のお金で食べた訳ではないし「評価は控える」にて失礼させていただきたい。
今後、積極的に食べに行きたいお店か。。。と聞かれると、答えは微妙だ(笑)。
【2009年3月25日更新分より】
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閉店してしまうのは寂しいけれど、再訪したいかと問われるとやはりビミョー。
また法事があれば出かけてもよいけれど、母の姉妹はもう叔母二人だけだし。。。
一人はミラノ暮らしだし。。。
と、しばらく祖父母のお墓参りに出かけていないことを思い出した(汗)。
でも、あそこ(増上寺の地下にあるお墓)は一人で訪れるにはヒンヤリとして
怖すぎる場所だ(笑)。。。
おつかれさまでした☆
そうでしたか。
残念ですね。
素晴らしいところを見せて頂きました。(^^♪
残念ですね。
素晴らしいところを見せて頂きました。(^^♪
1
jyon-non3さま
コメント有難うございます。
すべてが派手でスタイリッシュなお店でしたが
閉店されてしまうのだと思うと寂しいですね。
横浜の中華街に本店がある「聘珍樓」も5月20日で閉店したという
ニュースを聞きました。
吉祥寺店には家族でよく出かけていたので、思い出がなくなってしまうようで
寂しいです。
コロナ禍を経ての時代の流れなのでしょうか。。。
コメント有難うございます。
すべてが派手でスタイリッシュなお店でしたが
閉店されてしまうのだと思うと寂しいですね。
横浜の中華街に本店がある「聘珍樓」も5月20日で閉店したという
ニュースを聞きました。
吉祥寺店には家族でよく出かけていたので、思い出がなくなってしまうようで
寂しいです。
コロナ禍を経ての時代の流れなのでしょうか。。。
by forestkoro1015
| 2025-05-20 19:21
| グルメ・都内・日本料理
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Comments(2)



