知らなかった言葉──「グリーフケア」。


この4月は想定外の寒さのせいか、サクラの満開の時期が長持ちしているらしい。

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母をおくった後の諸々の手続やら銀行、カード会社、年金事務所などへの連絡など
昼間は忙しさで気が紛れるが、夜になるとどうしようもない喪失感に苛まれる。
そんなときにたまたま見つけたのが「グリーフケア」という言葉だった。


本来は「Grief」=深い悲しみのケアという意味らしく、
大切な家族を亡くしたり、大事なペットを失って深い悲しみにくれている人たちの
ケアやサポートをすることらしい。


この「グリーフケア」を通して、人々は少しずつ悲しみや苦しみを和らげ、
心身のバランスを整えて自分の感情をコントロールできるようにする効果が得られるという。


我が家の両親はずっと以前から「献体と海洋散骨」を希望し、
父の「どうせ解剖されるならムサい男子よりも優しい女子に大切に扱われたい!」と
いう意見に従って、両親ともに東京女子医大に献体登録していた。
亡くなった後のタイムリミットはおよそ48時間。
72時間を超えると受け入れ不可ということで、いささか慌ただしいスケジュールだった。
が、父をおくった時に一度経験しているので、何とか母もおくることができた。
大学の実習が終了すると荼毘にふされ、母の遺骨は自宅に戻ってくる。
火葬場に行って最後のお別れをしていないことも、亡くなったという実感がわかない原因の
一つかもしれない。が、逆にこれはこれで良かったのかもしれない。。。



実感はないのにストレスは相当なダメージで身体にきているようだ。
睡眠障害、食欲減退、下痢に加え、アルコールの摂取量が一気に増えた。
クルマを運転していても注意力が散漫で集中力も明らかに低下している。


「このままだと鬱になりそう!」「これはいかん!」ということで、
ネット検索して辿り着いたのが↑の「グリーフケア」だった。。。



なんでも突然の深い悲しみや悲嘆から、心が回復するまでは4段階あるのだそうだ。
グリーフケアとは、「ありのままの事実を受け入れ、従来の日常生活や
本来の自分の姿を取り戻すための対処法」でもあるらしい。
心療内科やカウンセリングを受けてみるのも一つの方法としてあるらしいが、
そこまでの重症ではないかな。



とりあえず●マゾンで「グリーフケア」についてわかりやすく書かれた本を取り寄せて
みることにした。少しは心身のバランスが取り戻せると良いのだけれど。。。
わずか2千円ちょいの本でそこまで望むのは無理だろうか。。。







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by forestkoro1015 | 2025-04-07 20:15 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


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