実は日本一遭難が多い山!!──「高尾山」


年間登山者数が300万人超えと大人気の高尾山だが、実は日本一、
遭難が多い山でもあるのだそうだ(怖)。


標高599メートルとそんなに高い訳でもなく、小学校などの遠足コースの一つでもある
高尾山には、合計7つの登山ルートがあり、山道にあまり慣れていない初心者に
オススメなのは1号路の「表参道コース」(3.8km、乗り物を利用した場合に
歩く時間は約60分)と言われている。
実は日本一遭難が多い山!!──「高尾山」_d0352022_16092832.jpg
が、それはケーブルカー、またはリフトを利用した場合の話。


本格的な装備の登山客も見かけるが、その多くは私たちのように軽装のハイキング客だ。
メインのルートの途中に「山道」などの分岐もあるため、中には軽装のママ、そちらへ
分け入ってしまう人もいるらしい。
実は日本一遭難が多い山!!──「高尾山」_d0352022_16094756.jpeg

ケーブルカーもリフトも大混雑だったため、「麓まで40分」という案内に誘われて
1号路を下りはじめたが、とにかく坂が急すぎて怖いぐらいだ。
周囲には同じように歩いて下山する人が多いが、中には小走りで下りる人も。。。
道はアスファルトで舗装されているが、それ以上に傾斜がキツいため、
つま先に力を入れる感じで注意深く歩かないと自ずと小走りになる(汗)。


※写真は借り物です。
わかりにくいが、この写真の坂はまだマシな方。。。
実は日本一遭難が多い山!!──「高尾山」_d0352022_16094063.jpg
最後の15分ぐらいを除いて、最初から傾斜がキツい坂が続くため、緊張度はかなり高まる。
途中にベンチなどはおかれているが、歩いて下りる40分が80分ぐらいに長く感じた(汗)。
途中で蟹歩きや後ろ向き歩きをしている人も見かけた。。。


さらに驚いたことにもう4時近いのに、これから登っていく人が何人もいた。
頂上に着く頃はもちろん、夜の山道は真っ暗だ。懐中電灯を持っているのだろうか。。。


登った訳でもないのに、肩とつま先にチカラが入ってやたらに疲れた下山ルートだったが、
ちょっとGoogle先生に確認してみたところ、高尾山の遭難の中でも一番件数が多いのが、
この1号路の下りルートなのだそうだ(驚)。


↑で見かけた通り、後ろ向きに歩いている人が転倒するケースが少なくないのだとか。。。
また足の筋肉に疲労がたまったり、下りの場合は膝に負担がかかるため、
動けなくなってしまう場合もあるらしい。


そういえばいつだったかテレビで救急車出動の番組を見かけたことを思い出した。


ずっと以前、観光協会の人にお話を伺った時、「低い山でも、山は山!!」
何度も強調されていたことを今頃になって思い出した(→ 学習しない人・汗)。


そしてその後しばらく筋肉痛で苦しむことになってしまった(汗)。
上りの階段などであれば、ふくらはぎや大腿部などが痛くなるのだけれど、
今回の最大の痛みは「前脛骨筋(ぜんけいこつきん)」
いわゆるふくらはぎの前部分の筋肉だ。
たしかに普段はあまり使わないというか、意識したことのない筋肉だ。


急な坂故にこの筋肉を駆使して相当に踏ん張っていたらしい(汗)。


それにしても遭難しなくてよかった(笑)。
やはり45分待ってもリフトを利用した方が良かったかも。


ちなみに高尾山の紅葉は11月半ばから見頃を迎えるらしい。
東京が一望できる(夜景が素晴らしい)秋のビアガーデンも開催中だ。


が、くれぐれもケーブルカーかリフトのご利用をオススメする次第。。。



おつかれさまでした☆





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by forestkoro1015 | 2024-11-10 17:18 | 東京関連 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


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