白樺とカラマツに囲まれた閑静な宿、「奥日光小西ホテル」。──「奥日光紅葉狩り紀行 その3」


スペーシアXに限らず、今回のお宿選びも結構苦労した。
夏の暑さの影響で今年の日光の紅葉は1週間〜10日ほど遅れていた
そうだが、観光地でもある日光・奥日光のお宿は10月半ばから
11月初めにかけてはどこも満員。
かろうじて空いていたいくつかの候補の中から選んだのが
「奥日光小西ホテル」さんだ。

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奥日光湯元温泉の歴史は古く、開湯は「奈良時代」
言われている。
以来、湯治場として親しまれてきたそうで、此方のお宿も
湯元温泉の中では古株にあたるらしい。

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何度かリニューアルして手を入れているのだろう。
白いグランドピアノが置かれたロビーは立派だし、
(※写真は借り物です。)
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ロビー奥には暖炉も設えられている。
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お部屋はジュニアスイートタイプ(ツインルーム+仕切りのない
6畳和室)で
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温泉は源泉かけ流しの硫黄泉。
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しかも湯元温泉では唯一、日光駅と東武日光駅までの送迎
(マイクロで1日1往復)があり、スタッフの方々も
にこやかで親切と非の打ち所のないお宿なのだけれど
築年数が経過していることもあって建物の古さは否めない。


例えば、エレベーター前のカーペットの穴がそのままに
なっていたり、温泉は24時間いつでも入ることができるが、
夕食前と朝食前は大混雑(汗)。
さすがに真夜中は空いていたが(笑)、収容人数44室の割に
脱衣場のカゴの数(20程度)と洗い場の数(10程度?)が
圧倒的に少ない。
連れは洗い場がなくて裸で待っていたそうだ(大笑)。



一方、お食事は前評判通り、満足度はなかなか高い。
てんぶらや鮎の塩焼きなど、熱いものは熱いうちに
というその心配りが嬉しい。



○生ビール(中)
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○先付け 銀杏豆腐
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○造り 海の幸 二点盛り
中トロと鯛。この中トロがマッタリとしてとても美味しい。
奥日光の山の中でこんなに美味しい中トロに当たるなんて!!
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○鮎塩焼き 山桃
お食事会場にある囲炉裏で焼きあげられていた鮎。
焼き加減もちょうどよくて美味しくいただいた。
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○天麩羅
鱧・舞茸・獅子唐。
天麩羅も熱々の揚げたてで登場。ハーブソルトでいただく。
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○メイン
とちぎ和牛ステーキ(最高級A5ランクのとちぎ和牛)
ワサビ塩とおろしぽん酢(?)の食べ方があるが、共に美味しい。
お肉はとろけるよう。。。
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○温物 小西オリジナル和牛 和デミグラスシチュー
お野菜たっぷりのデミグラスシチュー。お肉100グラムにするか、
シチューにするか迷ったのだけれど、お肉100グラムの方が
良かったかも。
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○御飯 蕎麦の実雑炊
はじめていただいた蕎麦の実雑炊。優しいお味。
鮮やかなグリーンもお漬物だった。ウリのような。。。何だろう?
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○デザート マロンアイス、梨
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よく歩いたから心地良い夢が見られそうだ(笑)。
おやすみなさい!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌朝も6時すぎに起きて朝風呂に浸かりにいく。
が、やはり大混雑(笑)。どうして(謎)。。。


朝7時前のお部屋からの眺め。
まさに森の中という雰囲気。。。
この日もくもっていて涼しい。10度ほどしかない。

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朝食は前の晩と同じ会場でいただく。
※此方はかり物のイメージP。
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当日の内容は此方。
基本的に和食スタイルで、ジュースやお茶、コーヒーはセルフ。
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当日のプレート皿
湯葉にお出汁が染みて美味しかった。
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お味噌汁は小鍋で登場して沸いてきたらお椀によそうスタイル。
(写真撮り忘れ・恥)。
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食べていると、窓の外に鹿がやってきた。
少しだけ奈良のような雰囲気をも醸し出す。
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ロビーにあった「鹿注意報」。
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ロビーからの眺めも雰囲気がある。
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もう少し紅葉が進んでいたら、このような写真
ぐらいには色づいていたはずなのに
ちょっと残念な思いも。。。
※すべて借り物です。
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チェックアウトして外に出てくると、落ち葉を掃いている
スタッフの方のすぐ近くで鹿が草を食んでいる。
奈良を訪れた時、タクシーの運転手さんが
「奈良は鹿が草を食べてくれるから草むしりがいらない!」
と語っていたのを思い出した。
自動草むしり装置、我が家にも一頭、お持ち帰りしたい!!
と真剣に思ってしまった(笑)。
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さて、すぐ近くの「日光湯元ビジターセンター」
立ち寄ってみよう。。。



続く。。。






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by forestkoro1015 | 2024-11-01 15:57 | 栃木関連 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015