スタイリッシュ&お高くリニューアル！！──「OYSTER FARM Hiroshima」（どこかにマイルで広島旅・vol.7）

好き嫌いなく何でも美味しくいただく自分だが、昔、どうしても食べられない

唯一の食べ物が「牡蠣」だった。あの黒くて苦いところがダメで

夕食が牡蠣フライだったりすると、食べる前からお腹が痛くなった（笑）。

それがどういうわけか、卒業旅行で訪れた冬のパリで生牡蠣の美味しさに

目覚め、以来、「パリの牡蠣なら食べられる、日本のは美味しくないけど！」

などと冗談めかして食べるうちに大好物の一つとなった。

そう、Rがつく月に食べると美味しいと言われている牡蠣は冬のご馳走の一つだ。

前回も広島空港で牡蠣フライを食べて帰ったので、今回も食べて帰る気マンマンで

早々に空港まで戻ってきた。

今回の走行距離は160キロちょい。ガソリンも10Lいかなかった。

さすがにマツダ車は燃費が良い。

めざすは空港ロビーの一番目立つ場所に佇む「OYSTER FARM Hiroshima」さんだ。

※写真は借用しています。

空港ビルがリニューアルされたのを機に、以前訪れた「かなわ」さんが、スタイリッシュな

「オイスターバー」として業態変更してリニューアルオープンされたらしい（22年4月）。

とても華やかで目立つお店だ。

「牡蠣フライでとりビー」とも思ったが、メニューを見たらプロセッコが飲みたくなった。

という訳で、おつかれ「MIONETTO」（825円）。

華やかな泡立ちに乾杯！！

東京・銀座にも支店を展開する此方は、150年前に広島で牡蠣の養殖をはじめ、

牡蠣船から牡蠣料理店をはじめたという老舗店だ。

本当は生牡蠣が食べてみたかったのだけれど、お腹の具合と相談して牡蠣フライ（1,540円）

をお願いする。

カウンター席も含めてガラス張りの店内は相当にスタイリッシュだ。

が、以前のように窓の外に滑走路を眺めることはできない。

牡蠣フライ登場！

小さな牡蠣が5つのっている。

広島産の牡蠣は小ぶりというのは聞いたことがあるが、想定していた以上にちっこい（笑）。

熱々の牡蠣フライにかぶりついてみるとミルキーなテイストが口の中に広がる。

ソースも牡蠣フライソースで美味しい。

この大きさで一つ308円！！

思わず頭の中で電卓を弾いてしまった（笑）。

たしかに美味しいのだけれど、なかなかお高い牡蠣フライだ。

前回訪問時は4つで1,080円だった。

まぁ、10年近く前の話ではあるけれど。。。滑走路も見えたし。

美味しかったので牡蠣ソースも買ったし。。。

※前回訪問時の「かなわ 広島空港店」の紹介記事は

お洒落な店内のお洒落なメニューには

「瀬戸内キャビア」というメニューもラインナップしていた。

「生かきキャビア」に至っては、どのようなお味なのだろう・・・

と想像してしまった。。。庶民には御縁がなさそうだけれど。。。

牡蠣は美味しかったけれど、CP的なものを考えるとうーんと唸ってしまう。。。

銀座のお店のHPを覗きにいくと、やはり少しずつお値段はアップしていた。

やはり時代の流れだから仕方ないのかなぁ。。。

牡蠣や広島の郷土料理などの食事も楽しむことができるが、空港内として考えると

お値段はいささか強気の設定。まぁ、老舗店のホコリというやつなのかも。。。

ちょこっと消化不良な気分を慰めるべく、まだ時間もあったし、

2軒目へとハシゴ酒することにした（笑）。

まさか空港でハシゴ酒することになろうとは想像もしていなかった（汗）。

ごちそうさまでした☆

OYSTER FARM Hiroshima （バル / 三原市）
夜総合点★★★☆☆ 3.5