本州の北の端をグルっとドライブ!──「白亜の尻屋埼灯台と寒立馬」(初秋の青森・岬巡りの旅 vol.13)
2024年 10月 03日
「大間のマグロ」をてんこ盛りで味わった後は、
見晴らしが最高のシーサイドロード「R279」を走って「尻屋埼」をめざす。
本州最北端・下北半島の北東端にある白亜の「尻屋埼灯台」は
1876年(明治9年)に点灯した東北発の洋式灯台として
国内最大級の光度、53万カンデラを誇り、日本の灯台50選の一つでもある。

また、灯台周囲の牧草地帯には「寒立馬」(かんだちめ)という
天然記念物の馬が放牧されていることでも有名らしい。
最初は大間崎から青森方面に引き返して弘前にお茶を飲みに行こうとも考えたが
せっかく下北半島にいるのだからと尻屋埼まで足を伸ばしてみることにした。
その距離は66.3km。近いようで結構走る。
「尻屋埼」というロードサービスが出てからだいぶ走ったところに
「尻屋埼ゲート」なるものが登場した。
(写真は借り物です。)

4〜11月の昼間のみオープンとなる(センサーで作動)。
午前7時〜午後4時45分までで夜間と冬季は閉鎖とのこと。。。
一瞬、入れないのかとびびったが、無事に通過!!
と、ゲート近くにお馬さん方がまとまって草を食んでいるのが見えた。

手をふったり、口笛を吹いたりしてみたが、ムダな抵抗だった(笑)。
たぶん、寒立馬の皆さんだと思うのだけれど。。。

さらに走ると数分で無料駐車場に行き着く。
向こうから走ってくるレンタカーがいたのでさらに前進すると、
灯台近くに駐車しているクルマが数台。その隣に駐めさせてもらった。
スッキリとしたキレイなシルエットの灯台だ。

300円で中に入れるが、128段の階段を上ると聞いて挫折(笑)。
「仏ヶ浦」の山道ハイキングで足はすでに痛いし。。。

周囲は撮影可能とのことで、散策してみる。

海水もキレイだ。



いや、景色はキレイではあるのだけれど。。。

そういえば、放牧されているはずの寒立馬さんたちは何処に。。。
もう夕方だからお帰りになってしまったのだろうか。。。
以前はこのようにノンビリとした美しい風景を眺めることができたらしいが、
数年前に人と馬とのアクシデントが発生したことから、現在は放牧地自体がロープで囲われ
馬と人が相互に近づけないシステムになっているのだそうだ。
ちょっと寂しいが、馬も生き物だし、お互いの安全を守るためには仕方がないのだろう。。。
(※写真は借り物です)


by forestkoro1015
| 2024-10-03 17:58
| 青森関連
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