あったかお母さんと青森の銘酒が楽しめる郷土料理居酒屋。──「鱒の介」(初秋の青森・岬巡りの旅 vol.9)


青森の駅チカでご飯といったら、「お食事処おさない」と決まっているのだけれど
(1953年創業の此方には以前はずいぶんお世話になった!)、生憎、この日は定休日。


一度訪れたことのある「六兵衛」さんに伺おうとしたら、タッチの差で満席((ノД`))。


ブラブラと歩いてきて見つけたのが、青森駅のほぼトイメのビル2階にある
「鱒の介」さんだ。


「郷土料理」「地酒」、そして「明朗会計」というコピーに惹かれるままに
階段を上る。
キングサーモンの和名「鱒の介」を店名に掲げるお店というのも面白い。

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最初の客だったらしく「すみません!」と叫んでも誰も出て来ない。
しばらくしてお母さんとお姉さんが登場。何か足りないものを買いに出ていたらしい(笑)。



カウンター席に陣取ってメニューを眺める。
棚には青森の地酒がズラリ。。。
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まずは「お通しセット」
これはお母さんが作るお通しに飲み物が一杯つくというお得なセットだ。
たしか1,300円ぐらい?


ビールが飲みたかったので此方でゴー。
生中の美味しいことといったら!!この日初めてのアルコールだ。
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小鉢のお浸しもビールと合う。
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お通し3点セット登場。そのボリュームがまたすごい(笑)。
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いかの天ぷら。熱々で柔らかくて美味しい♪しかもでかい!!
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キノコの和え物。店主の方が自ら山で採ってきた山菜キノコらしい。
これもたっぷりしていて美味しい。
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これはお母さんのアレンジ料理とのこと。郷土料理の「茄子の紫蘇巻き」らしい。
ピリッとした味噌味が効いている。
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○いかさし
プリッとして柔らかい!
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ここらへんで日本酒に移行。
まずは「ねぶた 淡麗純米」。せっかく青森に来ているのだし。
「ねぶた祭」の熱気を感じさせるようなキレのある辛口。
初めていただいたが好きなタイプ。
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豪快な注ぎっぷりもまた良き。自分からグラスまでお迎えにいく(笑)。
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チビチビと飲みながらお料理を味わっていると、手が空いたらしいお母さんが
「いい飲みっぷりだねぇ。どこから来たの?」と話しかけてきた。。。


そんなに飲んだわけでもないのに話は弾み、山あり谷ありのお母さんの 
人生一代記まで本が書けるぐらいに色々とヒアリングしてしまった(笑)。
三々五々と客は訪れるが、皆さん、軽く一杯と定食のオーダーが多い。
「旅行客はこんなもんよ!」とお母さんの観察眼は鋭い。


今の時期、「青春18切符」の客が多く、もう少しすると「大人の休日倶楽部パス」の
客が増えるのだという。
そんな話をしていると、山田孝之似の青年が一人でやってきた。
埼玉から青春18切符で刻んで青森まで旅してきて、翌日、新幹線で帰るという。


今度は山田孝之まで加えて三人で盛り上がる(笑)。

青森に来ているならやっぱり此方。
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すでにお腹は一杯になりつつあるのだけれど、郷土料理の「貝焼きみそ」
チビチビと味わう。
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お料理に対してお酒が少しお高めなような気がしないでもないが、あの注ぎっぷりを
見たら納得できるような気も。


ちなみにお母さんの一番好きな地酒は「作田」(盛田庄兵衛)とのこと。
山田孝之も美味しいというのだけれど、「飲んだことないです!」と話したら
内緒でちょこっとだけサービスしてくれた(嬉)。
お米の旨味がジンワリと伝わるスッキリ系のお酒だった。
東京ではあまり見かけることのないお酒のようにも思う。。。



最後は「またおいでねー!」というお母さんと握手をして今生のわかれ(笑)。
今度は「大人の休日倶楽部パス」で来ると安くて便利だよ!!という
アドバイスまでもらった。。。


階段を下りてくると目の前は青森駅だ。
しばらく来ない間にずいぶんと立派になった。。。


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さてホテルに戻って温泉に入ろう!!
楽しい夜を有難う!!



ごちそうさまでした☆





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Commented by jyon-non3 at 2024-09-26 10:09
素晴らしい。お酒もお料理も言うことなしで、全く羨ましいです!
Commented by forestkoro1015 at 2024-10-02 11:26
jyon-non3さま


コメント有難うございます!
すみません!ボケていてコメントいただいたのを見逃しておりました(汗)。
もしかして飲み過ぎたかも(笑)。


歩き回ってふらりと訪れたお店でしたが、居心地が良いお店でした。
旅先でこのようなお店に出会うとうれしくなりますね。
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by forestkoro1015 | 2024-09-25 18:35 | 青森関連 | Trackback | Comments(2)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015