武田信玄公の隠し湯、下部温泉@身延町へ。──「ヘルシースパ しもべの湯」
2024年 09月 05日
山梨県身延町にある「下部(しもべ)温泉」をご存じだろうか?
日本の名湯百選に選ばれている下部温泉は、「武田信玄公の隠し湯」といわれ、
信玄公が合戦で受けた傷を癒した湯と伝えられているそうだ。
また、信玄公の父・信虎の時代から武田家の公認湯だったという別の説もあり
「川中島の合戦」のときには、信玄公をはじめとした多くの兵たちが
この温泉で湯治をして傷を癒したともいわれているそうだ。
そんなに効能効果に優れたお湯なら身体にも良さそうだ。
そんな訳で「青春18切符」を利用して「下部温泉」まで出かけることに。。。
高尾から中央本線で甲府まで行き、甲府で「身延線」に乗り換える。
1番線ホームにあった「かふふ来(幸福)の鐘」。かつて使用されていた釣鐘らしい。
此方の「かふふ」は「甲府」の呼び名らしい。
身延線は1番線ホームの端の方から出発する。
人生初の身延線だ。ちょっと嬉しい。
不思議だったのは向かいの席の網棚に大きなバッグが!その横にはお弁当の包みが!
その下に乗客はいない。私が下車するまで荷物の持ち主は現れなかった(謎)。
山あいの街並みやトンネルを抜けておよそ90分。
無人駅の「下部温泉駅」に辿り着いた。
改札を抜けると遠回りになるので、皆さん、そのまま踏切を渡っていく(驚)。
お目当ての「ヘルシースパしもべの湯」は駅の真ん前にある。
昨年の4月28日にオープンしたばかりのまだ新しい温浴施設らしい。
しもべ温泉にも日帰りの立ち寄り湯はいくつかあるようだが、此方は10時オープン。
すぐ近くに「下部ホテル」があるが、立ち寄り湯は11時からだ。
ロッカーキーを渡されて退出時精算となる。
此方の特徴は、泉質の異なる「2種類の療養泉」を利用していること。
しもべ奥の湯 高温源泉(低張性アルカリ性高温泉)の泉温は49.4℃、
雨河内温泉(低張性アルカリ性冷鉱泉)の泉温は20.9℃と、自然豊かな風景を眺めながら、
高温と低温の二つのお湯に浸かることができる。
○大浴場(写真は借り物です)
奥の「雨河内温泉」の方が混んでいた。。。
ダイエット効果とアンチエイジング効果が期待できるそう。。。
無理にでも浸かってくれば良かった。。。
フィンランドの本格的なロウリュウが楽しめるらしい。たまたまなのか無人だった。。。
ジムのプールはコースを利用した一方通行だが、此方は中に段差(坂?)もあって結構楽しい。
開放的な露天風呂は此方でも人気らしい。やはり寝湯が一番好きかも。
あまり広くないせいか一番混み合っていた。。。
全体的にお湯の温度はぬるめ。個人的にはもう少しメリハリがある方が好きかも。
が、オープンしてまだ1年ちょっとということもあって、全体的に清潔感が保たれて
いるキレイなスパだ。地元の人達にも人気のよう。。。
利用しなかったが、レストランもあり、2階はフィットネスジムになっている。
まさに温泉利用型健康増進施設のあるべき姿を具現化している。
そういえば函館のホテルの温泉もスポーツジムと併用だったことを思い出した。
あちらに比べれば、此方のスパは天井も高いし、何よりも自然光が差し込むのが良い。
帰りの身延線まで時間があったのでご近所の「下部ホテル」を少しだけ見学。。。
人様専用の橋だけれど、渡りはじめると「夏は来ぬ」のメロディが流れるらしい。
しかもメロディは季節ごとに変化するのだとか。。。
ちと距離があるような。。。
「下部温泉駅」正面。
中は待合室。
誰もいない駅。。。
マヂ暑くて倒れそうなお天気。。。
先ほどよりも賑わってきた温泉。
帰りは甲府駅まで一直線。往きよりも少し早くなって80分弱ぐらい。
各駅停車の旅も緩くない。
おつかれさまでした☆
by forestkoro1015
| 2024-09-05 16:53
| 日帰り温泉・銭湯
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