「森と水とロマンの鉄道」、JR磐越西線に乗り換えて新潟・津川へ。(「ばんえつの旅 vol.4」)


新津行きのJR磐越西線は14時33分に会津若松駅を出発する


福島・郡山から会津若松を経由して新潟・新津までを結ぶこの路線は全長175.6km。
中でも会津若松〜新津の間は「森と水とロマンの鉄道」という愛称で呼ばれ、
風光明媚な車窓からの景色が楽しめることでも知られている。
また、週末はJR東日本の「のって楽しい列車シリーズ」の
C57蒸気機関車と客車から成る「SLばんえつ物語」が走り続けている


残念ながら今回は週末ではないので、2両編成のこの列車。
ロングシートとボックスシート、一人がけシートなどもある。
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心地良い揺れに誘われるままによっぱ」は眠りこけてしまい(汗)、
撮影スポットとして有名な喜多方にある「一ノ戸橋梁」は夢の中で通過(笑)。
目が覚めたのは、福島県と新潟県の県境ちょい手前の「徳沢駅」を過ぎたあたりだった。


目の前の雄大な景色にびっくり!あわててスマホを構える。
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福島県を流れる「阿賀川」は新潟県に入ると「阿賀野川」と名前が変わる。

磐越西線の右に、左に、いくつもの橋梁の下を豊かに流れる「阿賀野川」の風景は
まさに「森と水とロマンの鉄道」そのものだ。
数年前にノルウェーのミュールダールからオスロまで乗車した
「ベルゲン急行」の車窓からの風景を彷彿とさせる。
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新潟県に入って最初の駅「豊実」
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この左側の高い山が「麒麟山」らしい。。。
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そして16時03分、本日の最終目的地である「津川駅」へ到着
いやはや9時30分に東武浅草駅を出てからも6時間33分にも及ぶ長い旅だった。


ホームにいたマスコット。。。これは何モノ???ネズミのような。。。
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乗ってきた車両はこの駅で少し停車する。
ちなみに「SLばんえつ号」はこの駅で機関車の点検と水の補給作業を行うそう。
作業風景を近くでみられるのもこの列車ならではらしい。。。
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下車したのは私たちだけだったが、ホームには部活帰りの高校生がいっぱい。
近くに高校があるのだろうか。。。


駅は無人駅だった。。。自販機や待合室はある。
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駅構内にキツネ!
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駅の外にもキツネ!しかもかわいい!
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なんでキツネ?と思ったら、ここ津川は「キツネの嫁入り行列」で有名な場所で、
「狐の嫁入り屋敷」という施設まである。


「狐の嫁入り」というと、普通、お天気雨を思い出すが、にほん昔話にもあるように
狐の恩返しなどの古い言い伝えもある。
その昔、津川の麒麟山には狐がいて、毎晩のように狐の声が聞こえ、狐火が見られたという。
津川の狐火は世界一で、麒麟山にまつわる狐火の話しは数多くあり、
昔、嫁入りは夜にかけて行われ、暗い中、堤灯を下げて行列した。
この堤灯の明りと狐火が平行して見えることから、狐の嫁入り行列が生まれたとも言われている。
「狐の嫁入り行列」は幻想の世界ではあるけれど、親から子へ、子から孫へと言い伝えられ、
狐火の多く見える年(狐の嫁入り行列の見えた年)は豊作で縁起が良いとされてきたという。

いやー、昔話にも色々あるようで実に面白い。。。


津川駅。
到着時間を伝えてあったのでお宿の送迎が待っていてくれた。。。
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さてようやく温泉に入れる(嬉)。長い旅だった。。。




続く。。。






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by forestkoro1015 | 2024-08-17 17:12 | 鉄道(乗り鉄・撮り鉄・呑み鉄) | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


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