スタイリッシュな味とワザ。ライブ感あふれるスペシャルディナー！！──「八重洲 steak & seafood 鉄板焼き 一心」

東京駅八重洲口から徒歩数分の「八重洲 steak & seafood 鉄板焼き 一心」さんへ。

本格的な「鉄板焼き」なぞいただくのは何年ぶりだろう（ワクワク・笑）。。。

ビル地下にある此方はいくつかの個室も備えたカウンター8席の

スタイリッシュな空間。店内の水槽には伊勢海老やアワビがスタンバイしている。

5種類あるコースの中から選んだのは、お肉とアワビの両方が楽しめる

「2024清夏　鉄板焼一心　藍─AI─course　」（15,800円・8品・税込）

〜黒毛和牛と活け鮑のWメイン鉄板焼きの魅力溢れるコース〜。

お食事の予算や用途に合わせてメニュー内容が細かく設定されている。

八重洲という場所柄、接待などの利用も少なくないのだそうだ。

なるほど！アルコール系はいささかお高め設定（汗）。

おとなしくレモンサワーなどで乾杯させていただく。。。

日本酒は「作 IMPRESSION」。切子の酒器も洒落ている。シェフの方（店長さん）によるこの日の食材のご披露。。。岩手産A5ランクの黒毛和牛サーロインのサシも厚みもすごいが、大きなアワビのインパクトといったら！！ちょっと前に水槽から「水揚げ」されたばかりのお品だそうだ。

「食べちゃってごめんね！」と大きなアワビに謝る。

この日は「黒毛和牛のタンもと」も上質なものが入っているとのことでそちらもいただくことに。。。

■前菜

A5黒毛和牛の生ハム　フレッシュキャビア

ホンノリと甘いトーストとキャビアの塩気に柔らかな和牛の生ハムが合わさって

えも言われぬ美味しさ♪　少しお料理の高さがある分、一口でいただくにはキャビアがポロリ（笑）。

トーストの下の緑はぶどうの葉で、その下には小豆が敷き詰められていた。

■逸品

A5黒毛和牛のロース～冷しゃぶ夏仕立て～

目の前で一枚ずつ丁寧に脂を落としたロースをお野菜の上に載せ、昆布締めあんかけをかけて

トリュフを散らすというゴージャスで優しいお味の一品。ほっこり感満載！！

■鮮魚

活け鮑の鉄板焼き

ソースは王道のバター醤油。アワビを殻から簡単に外し、肝を切り分け、海藻と合わせて美しい一皿に仕上げていくプロセスはもはや芸術の領域。とどめは北海道産アワビに北海道産ウニ（しかも大粒）をトッピングする！！というすご技まで飛び出した（驚）。「焼きすぎないことがアワビを美味しく食べるコツなんです！」と力説されるシェフの言葉が心に響いた。たしかにこんなに柔らかいアワビを食べたのは初めて！ウニは限りなく甘いし、もうコースはここまでで良いと思ったぐらい（笑）。

■スペシャル

A5黒毛和牛ハンバーグ～Spicy tomato～

此方のスペシャリテは、黒毛和牛のハンバーグと赤ワインの頬煮込み。

黒毛和牛比率の高いハンバーグとお箸でほぐれるほどに柔らかな煮込みは

夏らしい爽やかな味わいのフレッシュトマトのソースとオレガノでいただく。

程よくスパイシーな味わいをパルメザンチーズが引き立てる。

一番下にはマッシュドポテトが敷かれている。

このスペシャリテのハンバーグと頬煮込みの定番は変わらないが、

付け合わせは季節に応じて変化していくという。

例えば寒い時期はチーズを使用してトロトロに仕上げてみたり。。。

インバウンドを意識している訳でもないらしいが、日本ならではの四季を採りいれた

お料理を提供していきたいという店長さんの意気込みが垣間見える。。。

ここで本日のメイン（A5黒毛和牛サーロインとタンモト）をご披露。。。

やはりサシもすごいが、厚みもすごい！！正直、タンは二人で一切れで良かったかも（笑）。

焼き方は「ミディアム・レア」でお願いする。

■鉄板

A5黒毛和牛サーロイン　・　タンモト

旬の焼き野菜

用意されたタレは柑橘系、ワサビ、生醤油の3種類。

個人的にはワサビが一番すきなのだけれど。。。

A5黒毛和牛サーロインに合わせて「ピノ・ノワール」なぞ。。。

ここでワインをいただかない訳にはいかないだろう（笑）。

鉄板の上ではいよいよ「アレ」の時間だ（笑）。

キターッ！！ファイヤーっ！！

そして完成＝焼き上がりとなる。

右がサーロイン、左がタンモト、右下が天然の海水から作られる「マルドン・ソルト」、

その上が焼かれたニンニク。

焼き加減&レア加減はさすがに絶妙。一口たべるごとに脂がジワッと染みるお肉の旨味が

立ちのぼる。サーロインつてこんなに美味しかったっけ？としばしウットリ。。。

一方のタンモトはサーロインに比べると若干弾力があるが、やはり独特の美味しさがある。

サーロインはマルドン・ソルトで、タンモトはワサビでいただくのが一番美味しく感じた。

■食事

白御飯　赤出汁　 香の物

+1,000円でガーリックチャーハンに、+2,800円で小うな重に変更可能とのこと。

迷わずガーリックチャーハンでゴー！！

此方ではご飯とガーリックだけでなく、シラスと大葉、卵が入っているのがポイント。

添えられている甘酢生姜もハンパなく美味しい。

ご飯少なめでお願いすれば良かったとちょっと後悔（笑）。

■甘味

本日のデザート

マンゴーシャーベットで爽やかに〆。

■コーヒー

鉄板焼きのコースは久しぶりなのでお昼を軽めにして臨んだが、タンモトの追加と

ガーリックチャーハンが大盛りだったのが、今回の反省点かもしれない。

やはりいい年をして「お肉はホドホド」にしておいた方が正解ということなのだろう。

サービス料10%を加えてお支払いは二人で5万ちょい越え。。。

お高くないことはないが、コロナ前に利用していたお店が軒並み一人3万や4万を

超えてきている昨今（中には5万越えも・滝汗！）、

このお値段でこれだけ満足できるお店はある意味、貴重とさえ思える。

まぁ、どこも皆、お高くなってしまったので、ごくたまにしか行かない（行けないし）（笑）。

八重洲という場所柄、接待仕様や家族のアニバーサリーなどのご利用も少なくないのだそうだ。

またランチタイムにはいささかリーズナブルなコースの設定もあり、

東京駅からのアクセスも便利なので家族連れやお友達同士のご利用も多いらしい。

目の前で「ファイヤーっ！！」が楽しめて、盆暮れ正月が一気にきたような

ゴージャスで美味しい気分に浸れる鉄板焼きのお店として

頭の隅にインプットしておきたいお店の一軒だろう。

なお、来店の際には必ず予約をお忘れなきよう。。。

ごちそうさまでした☆

●八重洲 steak & seafood 鉄板焼き 一心

東京都中央区日本橋3-3-12 E-1ビル B1F-C

050-5589-2435

11:30 - 15:00

16:00 - 00:00

不定休

サービス料10%

30席

電話番号

03-6262-6617

八重洲 steak & seafood 鉄板焼き 一心 （ステーキ / 日本橋駅、東京駅、京橋駅）
夜総合点★★★★☆ 4.1