初めて飲んだけど結構美味しい!──「地ビール 独歩」@岡山
2024年 05月 11日
あまりビールは飲まない(えっ?)のだけれど、一番好きなビールは
「北海道限定 サッポロ クラシック」だ。
やはり「ビールはサッポロ、ウヰスキーはニッカ!」と絶対に譲らなかった
酒好きの祖父(サッポロで造り酒屋を営んでいた)の血が成せるワザなのだろう(笑)。
が、東京ではあまり売られていない(北海道限定だし)ので、普段は
「サッポロ黒生」か「スーパードライ」を飲むことが多い。
相方は「一番搾り」が好きなので、我が家の冷蔵庫はいつも賑やかだ。
そのすみの方に、昨年、岡山・倉敷で購入してきた「地ビール 独歩」が
ヒッソリと佇んでいた。250ml入りと少し小さめで目立たない。
倉敷のコンビニで見かけて「国木田独歩」と岡山ってなんか関係があったかなーと
思いながら買ってきたのだけれど、全く関係なかったらしい(汗)。
「独歩」という言葉は、中国宋代の禅僧無門慧開が編んだ「無門関」の中に登場する
言葉で、大道(仏道)に入る門は無く、到るところが道なれば、無門の関を透過して、
あとは天下の一人旅である、というような禅宗の深い意味があるのだそうだ。
この独歩ビールを醸すのが、岡山の老舗の造り酒屋「宮下酒造」だ。
1915年創業の此方は清酒「極聖」(きわみひじり)の蔵元として知られている。
「生きたビール酵母が入った」独歩ビールは、
ドイツ人ブラウマイスターのウォルフガング・ライアール氏の技術指導のもと、
ドイツ製の醸造プラントを導入して、醸造された生きたビール酵母の入った
下面発酵のビールなのだそうだ。
ドイツ産の最高級の麦芽・ホップ・酵母を原材料に使用し、
日本酒の醸造にも使用される地下100メートルから汲み上げる
旭川の伏流水を仕込み水に使用。
だからという訳でもないだろうが、口当たりがとても柔らかな割に、
ビール本来のドッシリとした旨味を味わうことができる。
初めて飲んだのだけれど、一口目から「へーーーっ!!」という驚きの味わい!!
「独歩」という名前の通り、キレのある爽やかさとホロッとした苦味は
ドイツビールのような威風堂々の凜とした風格さえ漂わせている。
缶でなくていつか「生」(できたて?)でいただいてみたいビールだ。
岡山まではるばる遠征すればいただくことができるらしい。。。
うーむ、遠いけど(笑)。
ビール好きの方にオススメ!
ごちそうさまでした☆
by forestkoro1015
| 2024-05-11 15:16
| 岡山関連
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