3年予約待ちの幻の名店へ。──「食堂とだか」@五反田

コロナ禍を経て久しぶりのオフ会。

お呼びがかかったのは、JR五反田駅近くのちょっと怪しい（大変に失礼！）

別名「五反田ヒルズ」と呼ばれる半地下ビルの一角にある「食堂とだか」さんだ。

昨年末に再放送された「孤独のグルメ 第6シリーズ」にも登場した此方は

予約が取れない「超プラチナチケットの店」としても有名なお店だ。

噂によればその予約は2年半待ちとも3年待ちとも言われている。

運が良ければFBなどでキャンセル枠が狙えるという話も聞くけれど、ハードルは高い。。。

今回は此方の超常連でもあるお酒好きのお友だちが誘ってくれてデビューと相成った。

（持つべきものは酒好きのお友だち♥️！！）

この日は某サイトの中でも特にお酒が好きな仲間たちが大集合！！

というのも此方は1.4万円（税込）でハラパンのお料理だけでなく、

お酒も好きなだけいただける（！）

酒飲みにとっては「桃源郷」のようなお店なのだ。

私も含めて皆さん、飲む気満々（笑）。

まずは「とりビー」（＝とりあえずビール！！）で乾杯！！

目の前にあるお人形はスマホスタンド。

特等席なのでカウンターの様子がよくわかる。

○雲丹オンザ煮たまご

此方の定番料理の一つ。

煮玉子の上にウニとこぼれイクラとワサビがこぼれるほどに盛られている。

レンゲでガブッといただく訳だが、「イクラは少し残しておく」のがポイント。

○ずわい蟹の茶碗蒸し

熱々で登場する蟹さんがたっぷりの茶碗蒸しに

先ほど残したイクラを自分でトッピングしていただく。。。

たっぷりの蟹とイクラが器の中で合わさって幸せ気分マックスに。。。

続いて登場するのは

○鯛のお刺身とあん肝ソース

肉厚の鯛のお刺身をトロっとしたあん肝でいただくという幸せ♪

添えられている若布も存在感があって、此方もあん肝ソースにバッチリの組み合わせ！！

これだけでもお酒が進む一品。。。

■当夜いただいた日本酒

●「陸奧八仙 シルバーラベル　吟醸生原酒」（青森・八戸酒造）八仙

軽やかな甘味と酸味が口の中に広がる華やかな香り。

●「帝松 虎の巻　白」（埼玉・比企郡・松岡醸造）

熟成純米吟醸。まろやかで口当たりの良いエレガントな味わい。それでいてフルーティーな側面も。

●「栄光冨士　純米大吟醸　無濾過生原酒　酒未来　限定品」（山形・高木酒造）

フルーティーで華やかな味わい。どちらかというと甘口。

どれも口開け（新品）のお酒だったのに、空いてしまった（えっ？）銘柄があったので

さらに口開けの2本が登場（呆）。皆さん、飲む、飲む・・・。

●「fu・」（兵庫・富久錦）

ワインのような柔らかい口当たりのお酒。アルコール度数も8%といくらでも飲めそう。

●「あばれ天龍 本醸造 発砲にごり酒 生」（長野・喜久水酒造）濁り天龍

名前とは裏腹に甘口系。「あばれ」とは開栓の際に吹きこぼれる＝「あばれる」ことからの命名。

続いてのお料理は

○かぶのお椀

上品でやさしい味わいのお出汁、そして蕪の中にお餅にくるんだつくねが！！

思わずほっこりしてしまう美味しさ♪

○牛蒡のお豆腐　パルメザンチーズと共に

お豆腐と牛蒡が合わさってとても不思議な食感なのだけれど、ミョーにはまる一品。

チーズがかかって和洋折衷の味わい。。。

○勢子がに

久しぶりの「香箱がに」、しみじみといただく。。。

1分茹でて身をほぐして外子と内子をまんべんなくトッピングするという

手間のかかるごちそう、、、やっぱり美味しい！！

○氷見のぶりしゃぶ

大きな氷見ぶりは一人三切れの大盤振る舞い！！

たっぷりの大根おろしと青菜と共に、これまたたっぷりの小葱と共にいただく。

惜しむらくは熱々だったらもっと嬉しかったかな。

○鴨のつくね

此方はホコホコに暖かい一皿。緑色はシャキシャキの「せり」と「うるい」。

ひとあし早く「春の気分」！！

○甘納豆チーズサンド

甘納豆とチーズを合わせてクラッカー仕立てに。。。

新食感！！という感じで美味しい！！

カウンターには美味しそうな玉子焼が！！そして店主のとだかさんが「炊き上がりご飯」@土鍋をご披露。。。お米は透明感があり、透き通るような白さで冷めても味が変わらない「銀河のしずく@岩手」を使用。

○ご飯のお供

卵焼き、香の物、お魚は鰆かな。

○ご飯とお味噌汁

○このような感じでいただきます！！

ご飯の量は調整可能なので少なめで。。。

○とだかカレーも！

お友だちが「カレーがメッチャ美味しい！！」と勧めてくれたので少しだけいただく。。。

お肉がゴロンと入ってチャツネも多めなのかな。ちょっと甘さもあって個性的な美味しいカレー。

優しい味わいなので飲んだ後でもスルスルっと食べられる。

○とどめの「にゅうめん」

怒濤の勢いで飲んで、食べてきたはずなのに、ラストに登場する「にゅうめん」。

もう満腹で無理！！のはずなのに、これもペロリと食べられちゃう不思議（笑）。

そしてカウンターに並ぶのは。。。

その正体はスタッフさんがその場で仕上げる「いちご大福」だった。

栃木産の大きないちごを求肥に包んだ巨大サイズの此方はお持ち帰りすることに。。。

翌朝いただいたが、くどすぎない漉し餡と大粒のいちごが合わさって

美味しかった。。。

私たちは18時の入店だったのだけれど、普段は2回転制とのことで20時すぎには退店。

たったの2時間でこれだけのハラパン料理を提供する「とだかマジック」に

すっかり魅了されてしまったことは言うまでもない。

イケメンのとだかさんを記念に！！

しかも一皿一皿がそれぞれにアイデアを凝らした美味しい料理というのだから

恐れ入ってしまった次第。。。お酒も浴びるほどに飲めるし（笑）。

また訪れてみたいが、新規予約は受け付けていないということなので、

超常連の友人にお願いするしかなさそうだ。

久しぶりのオフ会、楽しかったなーー。

またいつか連れていってね♥️♥️♥️

ごちそうさまでした☆

食堂とだか （居酒屋 / 五反田駅、大崎広小路駅、大崎駅）
夜総合点★★★★☆ 4.3