空港にドーンと並んでいた「獺祭 焼酎」。──「山口宇部空港」（山口かっとび紀行⑥）

昨年の盛岡に続き、今回は山口市がニューヨーク・タイムズが選ぶ

「2024年行くべき52ヵ所」で、「北米の皆既日食帯」

「フランス・パリ」に続く3番目の都市として選出されたそうだ。

何故、「山口市？」とも思うが、国宝の瑠璃光寺 五重の塔

（現在改修中）や湯田温泉などがある「山口市」は

「西の京」とも称され、インバウンドでごった返す京都よりも

断然静かで、広島や福岡からの交通アクセスが良いことなども

選ばれる要因となったらしい。

私は「萩」や今回の下関方面、空港のある宇部などは訪れたことが

あるけれど山口市はミホウだ。

が、訪れたことがある山口の他の都市もそれぞれに素晴らしいところだ。

NYTもどうせなら「山口県」で選べば良かったのに・・・

などとも思ってしまう。

さて、「絶品海鮮まぶし」を食べた後は空港まで一直線！ということもなく、

Googleマップで大きそうな酒店を何軒かチェックしながら帰ることに。。。

というのもお遣いものにする「獺祭 焼酎」を母から頼まれていたのだ。

香りが良いことで知られる「獺祭」の焼酎はアルコール度数が39度といささか高め！！

自分でもちょっと味見してみたいと思っていたのだけれど。。。

ネットでも購入できるが、やはり地元で買った方が鮮度が違うような気がする。

前回、山口のどこかのお店で「獺祭」の蔵元は地元の酒屋や客などは相手にしない

＝だから他の酒造メーカーがそれぞれに頑張って美味しいお酒を醸すことで

数々の銘酒が生まれた・・・というような話を聞いたことがあって、

「ふーん！」とミョーに納得したのだけれど

たしかに市井の酒屋にはどこにもお取り扱いがない（汗）。

いや、下関や岩国、山口などの市内中心部の大きな酒屋に行けば置いてあったかも

しれないが、Googleマップで目星をつけた割と大きめの酒店は全滅！！

中には「ありませんよ！」と鼻も引っかけないお店も（笑）。

「やっぱりないじゃん！！ネットで買うかなー！！」と思いつつ、

山口宇部空港に到着。。。

銃撃された某前首相のお膝元だからだろう。地方の空港にしては大きくて立派な

空港ターミナルだ。

某前首相と山口のお酒、獺祭の関わりは深く、オバマ前大統領にプレゼントしたり、

例の疑惑満載の「サクラを見る会」などでも振る舞われる機会の多かったお酒

でもあったらしい。いかにもあの人のやりそうなことだ（呆）。

そして地元の名産品が様々に並ぶお土産コーナーの奥に、立派な「獺祭コーナー」を発見！！

空港までの道すがら、探し求めてきた「獺祭 焼酎」も山のように並んでいた（笑）。

お店の名前は「山口銘酒やなぎだ」。

空港にこのようなコーナーがあることがわかっていれば、一目散に戻ってきて、

「ラウンジ」でもっとゆっくりできたのに残念！！

3階にある此方の空港ラウンジは「ラウンジきらら」という名前で、

駐機場側ではなく駐車場側を向いているため、窓の外の景色はイマイチ。

スマホの充電と冷たい飲み物をちょっと飲んだぐらいにして搭乗口へ向かう。

宇部市とエヴァンゲリオンがコラボした「まちじゅうエヴァンゲリオンシリーズ」の

「初号機立像」がドーンと目立って置かれていた。。。

宇部空港からズルズルと運んできたお目当ての「獺祭 焼酎」。

先日、地元のちょっとお高めのスーパーで「お一人さま1本限り！」で

売られているのを見かけた。

まぁ、きっと空港で買って来た方が美味しいはずだ（と思いたい・笑）。

おつかれさまでした！！

※昨年から引っ張った「山口かっとび紀行シリーズ」は今回で終了となります。

　お付き合いいただきました皆さまには心から感謝いたしますm(_ _)m