「烏城」の異名を持つ岡山のシンボル。──「岡山城」(晴れの国 おかやま紀行 vol.14)
2023年 12月 18日
寄っていくことにした。
岡山後楽園側から堀川を渡ってアクセスする。
岡山城正面。
黒い下見板に覆われた姿から「烏城」の異名を持つ此方は
豊臣秀吉の指導を受け、五大老の一人、宇喜多秀家が築城し、
1597年(慶長2年)頃に完成したと言われている。
太平洋戦争の空襲で天守は焼失したが、場内には約400年前に建てられた
「月見櫓」や「石垣」が現存している。
天守は1966年(昭和41年)に再建された。
一昨年11月に「令和の大改修」を終えてリニューアルオープン。
黒塗りの壁板は1枚1枚手塗りで塗り直しが行われ、さらに黒さが増した。
また歴史学者、磯田道史氏の監修により、城全体を歴史を体験・体感できる場所
として刷新。地下から天守のある6階までが岡山の街や城の歴史について
五感で学べるスポットとして生まれ変わったようだ。
地下から6階の天守閣までそれぞれに趣向が凝らされた展示を楽しむことができる。
内側も外側もピカピカで前日に訪れた「備中松山城」とはエライ違いだ。
6階の天守閣へ。
眼下に広がるのは広大な「岡山後楽園」。
アーチ型の伝統的な「華頭窓」や壁の唐紙などが往時のままに再現されている。
このようなお部屋があるお城は全国的にも珍しいそう。。。
1階の体験コーナー。
当時の武将が使用した銃や刀のレプリカがあるほか、馬や籠に実際に乗ることができる。
「天守の礎石」。
1945年に戦災で焼失した天守は1966年に元の位置に再建されたが
焼失前の柱を支えていた礎石はこの場所に移された。
by forestkoro1015
| 2023-12-18 10:54
| 岡山関連
|
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