芦屋発!ミシュラン掲載の天ぷら&江戸前寿司新店舗。──「赤坂 鮨 天ぷら 祇園いわい」
2023年 12月 07日
お寿司も食べたいけど、天ぷらも食べたい。
そんな食いしん坊たちを満足させるすごいお店が赤坂にオープンした。
2年連続ミシュランガイド掲載の芦屋にある「天ぷら&ワイン いわい 」さんが
江戸前寿司と合わせた「寿司×天ぷら」コースを楽しませてくれる
話題の新店舗「赤坂 鮨 天ぷら 祇園いわい」さんだ。
お店は赤坂見附近くの赤坂クリスタルホテルの地下にある。
恰幅の良い笑顔の大将と揚げ方の方が迎えてくれる。
店内はカウンター席(10席)の他に個室が3部屋。
当日の個室はすべて埋まっていた。
まずはビール(とりビー)(プレミアム生 熟撰)で乾杯。
当日いただいたのは「おまかせ会席コース」(9,980円・税込)。
内容は「前菜・小鉢・天麩羅3種・お凌ぎ・蒸物・握り8貫・巻物・留椀・デザート」という構成。
○前菜
雲丹のもずく酢、トマトのワイン蒸し、トコブシ、タコの柔らか煮、蟹の玉子豆腐、
マグロの焼き物。
細い糸もずくはしっかりとした存在感のある食感。雲丹の旨味を引き立てる。
さすがに「天ぷら&ワイン いわい」の名前を冠するだけあって、全国の銘酒に加え、
ワイン(泡も含む)も色々と揃っている。
珍しいところで鹿児島の「天賦 純米吟醸」をいただく。
エレガントな味わいの旨味が凝縮された調和のとれた食中酒だ。
当日いただいたお酒の中では一番気に入ったお品。
この酒造は研究熱心でワインも手がけているのだそうだ。
エレガントな味わいなのでワイングラスでいただいても似合いそうだが江戸切り子でいただく。
握りは中トロから。
背びれ近くの「背トロ」の「分かれ身」。脂がたっぷりの割にはしつこくなくて美味しい!
此方では酒粕のみで作られた與兵衛(よへえ)さんの赤酢を使用とのこと。
握る前に少し時間を置いて常温に近づけてから握るのが美味しさのポイントらしい。
○ひらめ
○かます
○あかいか
●「九頭龍 純米」
箸休めとしてもお酒のアテとしても最高の組み合わせ♪
ここで天ぷら用に3種類の塩が用意される。
右からカラスミ塩、トリュフ塩、藻塩の3種類。
天つゆも用意される。
聖護院蕪と蓮根(隠れてしまっているが)、白キスと車海老の4点。
いずれもカラリと上品に揚がっていて極上の美味しさ。。。
「揚げ方のノウハウ」を伺おうとしたら、笑いながら「企業秘密です!」と軽くいなされながらも
「粉をよくふる」というヒントだけは教えてくれた。
カラスミ塩は野菜に、トリュフ塩は海老やキスによく合う。
●「緑川 純米吟醸」(新潟)
○クラゲの酢の物
シコシコッとした歯ごたえ感があって美味。
○茶碗蒸し
柔らかい海老芋(さといも?)と蟹が入ってホッコリするお味。
ここでまたお鮨に戻る。
○赤貝
個人的に大好きなネタの一つ。気分アゲアゲでいただく(笑)。
個室のゲスト用の握りオンステージが始まった。。。
サービスしていただいた「3種の雲丹食べくらべセット」。
右から馬糞ウニ、ムラサキウニ、塩水ウニ。
ムラサキウニも美味しいのだけれど、馬糞ウニを食べてしまうと、その味の濃さに圧倒される。
「うーむ!!」と思わず唸りながらいただいてしまった(笑)。
少々、お行儀は悪いのだけれど、このような邪道な食べ方も楽しんでしまう(笑)。
○赤みのヅケ
○こはだ
○玉
○穴子
○とろたく
パリパリの海苔でいただくと美味しさがパワーアップする!
○留椀
○デザート
わらび餅といちご。
湯飲みがお寿司屋さん仕様だった。
日本酒以外にもサワーやウイスキー、ソフトドリンクなど、飲み物の種類は豊富だ。
でもやはり芦屋のお店にならってワインとのマリアージュがオススメかもしれない。
個室。
赤坂の寿司店というと、敷居の高さを感じてしまわないこともないが、
フレンドリーでお話し好きな大将のおかげで、楽しい時間をさせていただくことができた。
私たちは結構飲んでしまったが、このお値段でお寿司と天ぷらのトータル26品はすごいと思う。
おデートはもちろん、接待などの大切な時に覚えておきたいとっておきの一軒となったことは
言うまでもない。
ディナーはおよそ1万からの設定だが、ランチは5千円からとのこた。
3千円前後の天丼とお寿司のセットも設定されているそう。
オープンされて間もない店だが、この日も予約の電話がガンガンかかっていて、
予約が取りづらくなっていくのも時間の問題だろう。
とても寒い日だったが、美味しいお寿司と天ぷらとお酒、そして大将との楽しい会話で
心も身体もホコホコに暖かくなった(笑)。
ごちそうさまでした。
赤坂 鮨 天ぷら 祇園いわい (寿司 / 赤坂見附駅、永田町駅、赤坂駅)
夜総合点★★★★☆ 4.3
by forestkoro1015
| 2023-12-07 11:05
| グルメ・都内・日本料理
|
Trackback
|
Comments(0)