レトロな「わ鐵」で「乗り鉄気分」!!──「わたらせ渓谷鐵道」(桐生ぐるっと一周!ニワカ乗り鉄&紅葉狩りの旅 その5)
2023年 11月 29日
高津戸峡で「渓谷の錦秋」を堪能した後は、大間々駅からわたらせ渓谷鐵道で
桐生駅をめざす。
今度の列車は一両編成のかなり古い感じの車両。
↓のHPの解説から、おそらく314号「あかがねⅢ」ではないかと思うのだけれど。。。
間違っていたらごめんなさい!!
「わ鐵」のHPによると、
「89形310番台」は、1990年(平成2年)に登場した通勤通学用車両で、
1990年に311~313号の3両が、1993年(平成5年)に314号・315号の2両が製造された。
富士重工製の三セク向け軽快気動車LE-DCで、製造コストを下げるためにドアやクーラーなどに
バス用部品を多用していることから、通称「レールバス」とも呼ばれている。
1989年(平成元年)の開業時に登場した「わ89形300番台イベント車」の通勤型バージョンで、
車内は300番台がオール転換クロスシートだったのに対して、310番台は出入口付近を
ロングシートにしたセミクロスシート配置になっている。
乗降用の扉は折り戸で、左右に2箇所ずつ。 新製時からトイレ付き(和式)で登場している。
車体色は300番台と同様のあかがね色1色で、正面貫通扉に1両ずつ異なる愛称板が付いているのが特徴。
登場から約30年が経過し、老朽化のため後述のWKT-500形シリーズへの置き換えが進んでいる。
すでに311号・312号・315号はなく、残すは313号・314号の2両のみとなっている。。。。
車内の様子は此方。
(写真はHPからの借り物になります。)
やはり「相老駅」で10分間ほど停車し、その後、「桐生駅」に到着。
駅前は閑散としていて駅前商店街も活気がない。
絹織物で栄えた「桐生新町重要伝統的建造物群保存地区」方面は賑やからしいが。。。。
しかも桐生はクルマ社会らしく、バスで移動するにはとても不便だ。
「宝徳寺」(ライトアップ)に行くための市内循環バスは1時間後(汗)。
帰りの時間帯にバスはなく、自ずとアシはタクシー(片道約3千円ちょいとのこと)となる。
そして拝観する場合、昼間の客は一度すべて外に出され、ライトアップ目的の客は
再び拝観料を払う必要がある。。。
昼間もライトアップも拝観料は1,200円(通常時の倍のお値段!!)なので、
トータルで一人2,400円(!)となり
京都の紅葉で有名なお寺の拝観料よりもお高くなってしまう(汗)。
あわよくば明るいうちに入場してライトアップをちょこっとだけ眺めて帰ろう
というずるこい考えは通用しない(笑)。
それに帰りのタクシー代を考えるとなんだかなーという気持ちもある。
噂の「宝徳寺」には、翌朝、出かけることにして当夜のホテルへ。。。
「桐生グランドホテル」は桐生駅からだとクルマで10分ほどだが
徒歩(8分)でアクセスする場合は、再び相老駅まで戻らなければならない。
タクるのもなんだか悔しい気がして、また「わたらせ渓谷鐵道」に乗車して戻ることにした。
ワンマンと書かれているが、親切&かわいい女性の車掌さんが乗車していた。
此方もHPの解説を引用。
「WKT-500形」は、2011年(平成23年)、わたらせ渓谷鐵道に17年ぶりに登場した
通勤通学用の新型車両で、 新潟トランシス製の三セク向け軽快気動車NDC。
車内はオールロングシートでトイレはなく、 車端部に車いすスペースを設けている。
客室の窓は一部を除き固定式で、冷暖房完備。
乗降用の扉は引戸式に変更され、左右に2箇所ずつ設置。
車体色は、伝統のあかがね色を残しつつ、窓周りにアイボリーを配したツートンカラーで
窓下部にゴールドのラインを巻いている。
501号・502号の2両が在籍していて、 501号のみ貫通幌が外吊り式の全幌、
スカート(排障器)が小型、車内ドア脇のブザーボタンがないなど、
他のWKTシリーズと仕様が異なる箇所があり、先行試作車的な色合いが強くなっいる。。。
貫通幌がスッキリしているので、おそらく502号ではないかと。。。
オールロングシートの車内の雰囲気。
(此方も借り物になります。)
前の方に座ろうとしたら、「相老駅」はホームの階段が後ろ寄りになるので、後方に座られた方が
便利ですよ!」とかわいい車掌さんにアドバイスされる。
6分ほどで懐かしい「相老駅」に到着。
昼前に東武特急で到着し、コート事件で大騒ぎした駅まで戻ってきたという訳だ。
ホーム後方の階段を上りながら、「この日は何度、この階段を上っただろう?」などと
感慨に耽ってしまった(笑)。
外はすでに暗い。
Google先生に案内されながら住宅街を抜けて歩いていくと、小高い丘の上に建つ
ホテルの広い駐車場の前に出た。
「えっ???もしかしてここ???」。。。
「グランドホテル」という名前からもっとドーンとしたオオバコ仕様の煌びやかなホテルを
連想していたが、目の前の建物は4階建ての落ち着いた雰囲気の建物だった。
敷地はとても広い(2,000坪!)が(別棟でウェディング(200名対応)のための
宴会場などもあるらしく、庭も鬱蒼としてとても広い!!)、駐車場(150台・無料)に
駐まっているクルマは少なく、宿泊客も見当たらなくてとても静かな印象。
宿泊のための部屋数は30室ということなので、おそらくウェディングや宴会に重点を置いた
桐生界隈に暮らす人たちのためのホテル施設なのだろう。
某宿泊サイトでは「満室」表示ばかりで混雑しているのかと思ったら、そうでもなさそうだ。
続く。。。
by forestkoro1015
| 2023-11-29 18:13
| 群馬関連
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