「備中の小京都」でロケ地巡り。──「備中國 城下町 高梁」(晴れの国 おかやま紀行 vol.4)


雲海に浮かぶ天空の山城「備中 松山城」で知られる岡山・高梁は「備中の小京都」とも
呼ばれる美しい城下町だ。

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※雲海に浮かぶ天空の山城「備中 松山城」の紹介記事は



立派な武家屋敷や寺院、美しい庭園などが建ち並び、
数々の映画の「ロケの街」としても知られている。
古いところでは「男はつらいよシリーズ」、比較的に新しいものでは「バッテリー」
有名だろうか。。。

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険しい山道を登って「備中 松山城」に攻め入った後(笑)なので、足はガクガクだが、
せっかくなので「男はつらいよ」のロケ地を拝んでいくことにした。




JR伯備線に沿った細い道に入ると、あたりの景色が一変。
立派な武家屋敷が道の両側に続き、時代劇のセットの中に紛れ込んでしまったような雰囲気。。。
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観光客用の駐車場(無料)にクルマを駐める。
最初にめざすのは「岡村邸の門」
「男はつらいよ」─寅次郎恋歌─(第8作・1971年)」のロケ地として知られる此方は
さくらさんのご主人、博さんの実家として撮影された場所だ。
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博さんのお父さん(志村喬)と寅さんがしみじみと語り合うシーンが心に残る作品だったが
マドンナ役はたしか池内淳子さんだった。
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○石火屋町にある武家屋敷 旧折井家。
漆喰壁の格式漂う旧折井家は、江戸時代後期に建てられたもので、当時160石の馬回り役を
務めた武士が暮らしていたそう。
書院造りの母屋や中庭の池、庭石などがほぼ当時の状態で残されている。
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武家屋敷の通りから、JR伯備線の線路をくぐる。
赤い列車がちょうど頭の植えを通過していったが、
もしかして「特急やくも」だったのだろうか(謎)。。。
運転中だったため、カメラを構えるのが間に合わなかった(汗)。



さてクルマは「紺屋川美観地区」へ。。。
この紺屋川はかつて備中松山城の外堀の役目を果たしていたという。
川沿いのサクラや柳の並木道に風情ある街並みが続いている。
「日本の道100選」にも選ばれているのだそうだ。
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○高梁基督教会堂
明治22年(1889年)に建てられた国内で2番目に古いプロテスタント教会は
擬洋風建築。同志社創立者の新島襄がキリスト教伝道を行ったことで知られる。
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さらに細い道を走って「薬師院」へ。。。
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山田洋次監督はよほどこの高梁の街が気に入ったらしく、この薬師院でも「寅さんロケ」
を行っている(「男はつらいよ」─口笛を吹く寅次郎─(第32作・昭和58年))。
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博さんのお父さんの墓参りに訪れた寅次郎は、寺の和尚さん(松村達雄)と意気投合。
二日酔いの和尚の代理で法事に出て法話が受けたことから寺に住み着くことに。。。
そこに東京からお父さんの3回忌の法要でさくらさん一家が訪れ、
お坊さんの格好でお経を唱える寅次郎に気づいて大騒動に・・・・
というストーリーは、先週の土曜日(11日)にBSテレ東で放映されたばかりなので
ご覧になった方もいることだろう。
この時のマドンナ役は竹下景子さん。バツイチの彼女に寅次郎が惚れてしまう
というお決まりのパターンだが、ストーリー的には面白かった。



またまた階段。。。頑張って気合いで登る(笑)。
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そこにはたしかに記憶にある風景が広がっていた。。。
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眼下には高梁市街が広がる。。。
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のどかな街並み。。。
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もう少しノンビリしたかったが、ランチ予定のお店が13時30分ラストオーダーなので
引き上げることに。。。


ちなみにJR備中高梁駅に直結の高梁市図書館は、蔦屋書店とス●バを併設した
今風のモダンな図書館だそう。。。高梁の観光案内所も此方の建物にあるそうで
寄ってみれば良かったと後悔しているところ。。。


※写真は2点とも借り物です。
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「備中の小京都」と言われるほど歴史と文化の香りを漂わせつつ、
現代的な街の魅力を併せ持つ街、「高梁」。。。
この後に紹介する「吹屋」もそうだけれど、個人的にはかなり興味深くて面白い街だった。
このような駆け足旅行ではなく、もっとゆっくりあちこち歩いてみたい場所かも。。。
次回、訪れることがあったら、此方に宿泊してゆっくりと散策してみたい。。。




さて、13時30分まで25分しかない。
目的のランチのお店には間に合うのだろうか。。。



続く。。。





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Commented by slow33jp at 2023-11-18 07:22
18きっぷで岡山。
その後高梁では寅さんの宿に泊まりました。
吹屋も良かったですね。
帰りは外国人の方に高梁まで送ってもらった。
この図書館も良かったですよ。
眺めのいい図書館でした。
Commented by forestkoro1015 at 2023-11-18 12:06
コメント有難うございます。
お膝の具合はいかがですか?
青春18切符で岡山遠征とは大変でしたね。
備中松山城から津山に行くか、吹屋に行くかで最後まで悩みましたが
後者にして正解でした。
高梁・吹屋方面は交通の便が良くないため、観光客の大半はクルマ利用だそうです。
吹屋までのバス便も少ないそうで・・。親切な海外の方がいて良かったです。
あんな山の中で身動きとれなくなったら大変ですものねぇ。

図書館の民間委託は賛否両論色々なようです。
ツ○ヤやス○バができたのは良かったかもしれないですが
あの、のどかで静かな街にはなんだか似合わないよなー!などと
勝手な感想を抱いてしまいました。
尤も過疎化が進む街においては仕方がない選択なのかもしれません。。。
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by forestkoro1015 | 2023-11-18 01:38 | 岡山関連 | Trackback | Comments(2)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015