小さな秋を探して。──「曼珠沙華とバードウォッチング」@小石川後楽園。


「小さな秋」を求めて「小石川後楽園」(水道橋)までお出かけ。
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池を中心した回遊式築山泉水庭園の此方は、江戸時代初期の1629年(寛永2年)、
水戸徳川家の初代藩主頼房が、その中屋敷(後の上屋敷)に造ったもので、
二代藩主の光圀の代に完成した本格的な庭園として知られている。



都内で彼岸花が見られる場所ということで出かけてきた次第。。。
水道橋駅に近い「東門」からアクセス。
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東門の前には「内庭」が広がり、「唐門」と呼ばれる「後楽園」へ出入りする正式な門
置かれている。過去に戦争や災害で焼失したため、2020年に修復されたそう。
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道は左右にわかれるが、「寝覚滝」方面へ進む。
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と、青いキレイな鳥が目の前を横切っていった。



「カワセミだっ!!」と連れが叫んだ!!
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おすのカワセミくんらしいが、あまり動かない。
そんな訳で私にも「シャッターチャンスが!!」(笑)。
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メチャクチャに蚊に食われながら、しばし撮影タイム(笑)。
こんな都会の真ん中ででカワセミくんに出会えるなんて!!



カワセミくんとわかれて遊歩道を進むと「大泉水」の大きな水辺に出た。
滋賀の琵琶湖に見立てられて造られたという。
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池に沿ってぐるりと歩いて「白糸の滝」へ。
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まだ数本の彼岸花にしか会っていない。「彼岸花を探せっ!!」。。。


奥に進めば咲いているとのことで、奥に分け入って「円月橋」へ。
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水面に映る形が満月のように見えるこの橋は、明の儒学者、朱舜水による設計とのこと。
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「得仁堂」と共に当時の姿をとどめる貴重な建造物と書かれているので、
「得仁堂」へ戻る。
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此方は、光圀が18歳の時、史記「伯夷列伝」を読んて感銘を受け、木像を安置したお堂。
もちろん木像は東京都によって別途保管されている。
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「得仁堂」の先には京都東福寺の「通天橋」を模して造られた「通天橋」が。
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この「通天橋」から見下ろす景色が素晴らしい。
京の都を模して、京都・嵐山を流れる「大堰川」と、川にかかる「渡月橋」が
表現されている。
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これからの紅葉の季節は色とりどりに染まってさぞかし美しい景色が楽しめることだろう。
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「通天橋」近くには「音羽の滝」があったのだそうだ。
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屏風岩。
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先ほどから「渡月橋」に長玉を携えたハイアマチュアのおじさま方が並んで何かを撮影
していたのだけれど、その正体は「キセキレイ」
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「胸からお腹までが黄色くてキレイでしょ!!」と言いながら、得意満面の笑顔で
「大きく撮れたキレイなキセキレイ」を見せてくれた。
せいぜい私は頑張ってこれぐらい(笑)。
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ラッキーなことにこの日は「バードウォッチング」まで楽しんでしまった。
おじさまたちの話によると、この鳥がこの場所に来ることは滅多にないそう。。。



「彼岸花」は一番奥の「神田上水跡の畔」に咲いているとのことで、さらに移動。
「彼岸花発見!!」。
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しかも数輪でなくて群生(っていうのかな)していた。
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鴨さんと、
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1周して大体1時間弱。
行きつ戻りつしたので、余計に広く感じたけれど、気持ち良く散策できるレベル。
紅葉やサクラ、梅、睡蓮、花菖蒲、ロウバイ、フジなど、
四季折々の花々が鑑賞できるのも魅力。運が良ければバードウォッチングなども!!
なお、意外に起伏が多いので歩きやすい靴がオススメだ。



電車の中で万歩計をチェックすると、ぞろ目のスリーセブンならぬ
「フォーセブン」だった(笑)。
宝くじを買えば当たったかも(とらぬタヌキのなんとやら・笑)。

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●小石川後楽園
東京都文京区後楽1-6-6
03-3811-3015
9~17時(最終入園16時30分)
無休
大人300円、65歳以上150円
小学生以下および都内在住在学の中学生無料






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by forestkoro1015 | 2023-10-13 18:05 | 東京関連 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015