函館駅の超ロングセラー駅弁。──「鰊みがき弁当」(JR北海道フレッシュキヨスク)(晩夏の函館紀行 vol.25(オマケ編))
2023年 10月 09日
新函館北斗駅構内の売店「キヨスク」で「札幌生クラシック」を購入した時、
駅弁コーナーが目に入った。
すでに18時近いのでもう残りは少ないが、「鰊みがき弁当」が売られている。
食べたことのない駅弁だが、「みがきニシン」は札幌生まれの母の大好物の一つだ。
帰宅するのは夜中なので一応、電話で確認すると「食べてみたい!」とのこと。
そんな訳で函館の「鰊みがき弁当」(1,000円)は荷物の上にチンマリと収まった。
実は自分たちの夜食用にもう一つ購入(呆)。
小さな頃から「みがきニシン」と思っていたが、このお弁当は「鰊みがき」と
「鰊」が先にくるようだ。
さて、帰宅後に早速オープン!!
じゃーん!
これまた大きな数の子がドドーンと四切れものっている(驚)。
まさかこの値段で数の子が四切れもついてくるとはっ!!
数の子の下には三陸産くき若布の醤油煮がさりげなく添えられている。
此方はニンニクと唐辛子が隠し味だそう。
ツヤツヤとしたテリのあるむ鰊の甘露煮は身が厚い割には
とても柔らかく炊かれていてジンワリと美味しい。
お箸で食べ進むとホロリとほどける。。。
天日干しを甘辛く煮込んで一晩寝かせたものを使用しているのだそうだ。
道理でお味が染みて骨まで柔らかくなっているのも納得!!
一方の数の子は薄口のお醤油で味付けされていて、こちらもハリハリとした
歯ごたえがあって美味しい。
私たちの帰り(お弁当)を待っていた母は大喜び!!
「美味しい!」「懐かしい!」「北海道の味だねぇ!」と大感激しながら食べていた。
北海道生まれ、しかも、「鰊好きの人にはたしかにたまらないお味のお弁当だろう。
もうちょっとご飯が美味しかったらもっと満足できたのに・・・と
ちょっと残念そうだったが、1,000円程度でたまの親孝行ができて良かった(笑)。
なんでもこの駅弁は、函館の老舗弁当店みかど(現在はJR北海道フレッシュキヨスクが運営)が
1966年(昭和41年)から変わらない製法で作り続ける
一番人気の超ロングセラー駅弁なのだそうだ。
見た感じは素朴ながらも
60年近くも変わらずに同じ味を守り続ける駅弁、函館を訪れたら是非、チェックしてみてほしい。
ごちそうさまでした☆
by forestkoro1015
| 2023-10-09 18:08
| お弁当
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