かわいそうな店子。


店子の話が出たついでという訳でもないのだけれど、
過去に遡って今回は「かわいそうな店子」の話を紹介しよう。。。



それは貸し家を建て替える前の少し古い話。。。
それまでは社宅として家族持ちの方に貸していたらしいが、社宅契約が終了した後、
「もうすぐ結婚予定です!」という独身男性に貸したことがあるらしい。
(私はその経緯を詳しく知らないのだけれど)


貸し家の場合、男性の一人暮らしの方に貸すのは基本的にNGなのだそうだ。
その経緯は色々あるけれど、だらしない方が多くて家が荒れると巷ではよく言われている。



その店子は名字はとても立派なのだけれど、残念ながら○ビ・○ゲという
容姿的には今ひとつの人だったらしい(父情報)。大企業にお勤めではあったのだけれど。
何故かうちの父親とはウマが合って、更新とか何かの時には必ず父が会いに行っていた。
結構盛り上がって、地元の居酒屋で色々な話をしていたらしい。。。
が、帰ってきての父の話によると、この店子は相当に気の毒な人だったらしい。


彼の名誉のために付け加えると、なかなか人あたりの良い人だった。
ある時の店子の子どもが挿し木して成長しすぎた銀杏の葉っぱが落ちすぎるだかで
隣の家からクレームがきた時も「此方で対処します!」と
木登りして枝を落としてくれたりした。
ちなみにこの銀杏の木は処分したのだけれど、費用が8万もかかって母が怒りまくっていた(笑)。



色々エピソードはあるのだけれど。私が覚えている一番かわいそうな話は、
どうしてもお嫁さんがほしかった彼はフィリピン人の嫁候補とお見合いをし、
とてもうまくいって「自分も身をかためることになりました!」と
わざわざ父に電話で報告してきた。


「それはよかった!おめでとう!」と祝福したはずだったのに、その嫁候補は、
「故郷のお母さんが病気になった!すぐ帰らないと!」と
よくありがちな無心をして、彼は300万だか400万を用立てたそうだ。
結婚しようと思う相手の一大事なのだから、それぐらいは当たり前と思ったらしい。。。


が、嫁候補はフィリピンに帰ったきり戻ってこなかった。



もちろん彼は追いかけた。
決して400万が惜しい訳ではなく、嫁候補がどうしてもあきらめられなかったらしい。
フィリピンの嫁候補の家を探しあてると、そこには20人ぐらいの大勢の家族が
生活していた。
嫁候補は「ごめんね!」と謝ったそうだが、日本に帰る気はさらさらなかった。


結局、彼は400万と嫁候補を同時に失ってしまった訳だが、
もう「結婚はこりごり」であることを思い知ってしまったのだそうだ。


その話を聞いて帰ってきた父は「(彼に)かける言葉がみつからなかった!」と
気の毒そうにつぶやいていた。。



その後、しばらくして彼は会社を早期退職し、伊豆方面の温泉付きマンションを購入して
引っ越していった。
それでも仲良しだった父への感謝の気持ちは忘れていないらしく、
「先生はお元気ですか?」とか「いいところですし、温泉も良いので、先生には
是非一度、遊びにいらしてください!」などと時候の挨拶も兼ねた葉書をよく送ってきていた。
まだ父も元気な頃で、「かわいそうな彼は元気でやっているかな?」と
笑いながらも心配していた。。



その彼が退出した後、取り壊す前の貸し家を見に行ったことがあるが、
母が「土足で入りなさい!」というぐらいに荒れまくっていた(汗)。
一体、どういう暮らし方をしていたのだろう(謎)。
いや、どうせ壊すからどうでもよかったと思われたのかもしれないが、
やはり一人暮らしの男の人には一軒家は貸すものではないようだ。


まぁ、彼はちゃんと遅れず、家賃を払い続けてくれていたのだけれど。。。
多少だらしなかったとしても、店子としての常識はあったようだ。



店子シリーズ第三弾は家賃を滞納し続けた呆れる店子の話をご紹介しよう。
しかもこの店子は泣く子も黙る「おまわりさんの奥さん」だった(呆×∞)。





本文とはまったく関係ないのだけれど
最近食べておいしかった「社長のいか塩辛」
かわいそうな店子。_d0352022_21254485.jpeg
いかが不漁のこの時代にあって、なかなかの美味しさ♪
たまたまスーパー(三浦屋)でゲットしたのだけれど、お取り寄せしても良いかな
と思えた。。。







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by forestkoro1015 | 2023-08-23 22:46 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015