800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)


帰りの新幹線の時間が迫ってくる中、厳美渓の「空飛ぶだんご」
訪れたことのない「毛越寺」かで迷ったが、雨も降ってきたし、
「毛越寺」へとクルマをまわす。
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18300217.jpeg

800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18320435.jpeg

東西約180m南北約90mの「大泉が池」を中心に、洲浜、浪返しにあたる立石、
枯山水風の築山、遣水などを配した平安様式の優美な浄土庭園が、
850年(嘉祥3年)に創建された「毛越寺」(もうつうじ)(の庭園)だ。
奥州藤原家・二代目の基衡が造営したもので、
日本最古の作庭書「作庭記」に基づいて造られている。



○本堂
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18293170.jpeg
○南大門跡
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18293654.jpeg
○大宮が池

この池を中心に造られているのが「浄土庭園」ということらしい。
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18294096.jpeg
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18294581.jpeg
時計回りに散策してみる。
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18294918.jpeg
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18295442.jpeg
ハスがキレイだった。
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18295854.jpeg
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18300217.jpeg
蓮池の向こうはアヤメ園。
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18300716.jpeg
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18301072.jpeg
かろうじて1本だけ咲いていた。
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18301571.jpeg
奥に見えるのは「開山堂」かな。
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18301818.jpeg
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18304615.jpeg
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18305159.jpeg
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18305954.jpeg
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18310498.jpeg
遣水とは、池に水を引き入れるために造られたもの。
北東から水を入れ、南西に水を出すことで吉相の源流といわれている。
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18310830.jpeg
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18311242.jpeg
○地蔵菩薩
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18311608.jpeg
○常行堂
290年前に再建された境内最古の堂。
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18312817.jpeg

800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18313630.jpeg
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18314073.jpeg
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18314391.jpeg
なんか印象に残った木。

800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18314805.jpeg
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18315232.jpeg
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18315792.jpeg
800年前と変わらない優美な浄土庭園。──「毛越寺」(14年ぶりの岩手旅行・その17)_d0352022_18320024.jpeg
これでちょうど一周という感じだろうか。


中尊寺に比べると、いささか地味な印象は拭えないが、二代基衡が七堂伽藍を、
三代秀衡が堂塔40、僧坊500を超える大伽藍を築き、当時は中尊寺をしのぐ華麗さを
誇ったという。


火災で往時の建物はほとんど焼失したが、現世浄土を表現した庭園は
今も平安時代と変わらない美しい姿を残し、国内に数ある浄土庭園の中にあっても
屈指の美しさと称えられる。



また、毛越寺は「花の寺」とも言われ、サクラ、つつじ、あやめなどか季節毎に
咲き誇ることでも有名なのだそうだ。



ノンビリしていた訳でもないのだけれど、やはり「空飛ぶだんご」には間に合いそうもない。
レンタカーを返却して駅に向かうことにしよう。。。





※以前、訪れた「空飛ぶだんご」@厳美渓の紹介記事は






PVアクセスランキング にほんブログ村にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へにほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへにほんブログ村 グルメブログへ





名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by forestkoro1015 | 2023-08-18 19:10 | 岩手関連 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015