世界文化遺産・平泉で藤原氏の栄華を偲ぶ。──「中尊寺」(14年ぶりの岩手旅行・その15)
2023年 08月 16日
東北自動車道「平泉前沢IC」で降りてめざしたのは
世界文化遺産の平泉にある「中尊寺」だ。
嘉祥3年(850年)、慈覚大師が開山、後に11世紀末に平泉へ移った
奥州藤原氏初代清衡は、前九年・後三年の役の激しい戦いを経て、
敵味方の区別なくすべての霊をなぐさめ仏国土を実現するため、
「中尊寺」の建立に着手した(開山からおよそ250年後)という。
国宝・建造物第一号の「金色堂」をはじめ、3,000点余りの国宝
重要文化財を今に伝える平安仏教美術の宝庫としても知られる場所だ。
ここ、中尊寺への訪問は実は三度目。
初回は小学生の時、2回目は2008年の紅葉狩りの途中に立ち寄っただけだから
世界遺産に認定される前の話だ(2011年6月に認定)。
今回、わざわざ平泉をスケジュールに組み込んだのは、未だ訪れたことのない
「美しい浄土庭園を配した毛越寺」を訪問することにあった。
別にオマケという訳でもないのだけれど、ペアで訪問。。。
駐車場脇にある山門をくぐり、表参道と言われる「月見坂」を上りはじめる。
道(階段)の両側には江戸時代に平泉を治めていた伊達藩が植樹したといわれる
樹齢300〜400年の杉並木が続く。
眼下に平泉の風景が広がっている。
○薬師堂
○本堂
阿弥陀如来がご本尊。現在の本堂は明治42年(1909年)に再建されたもの。
中では座禅体験や写経体験ができるらしい。
○不動堂
○金色堂(アプローチ)
ここまで来たところで土砂降り!!
隣にある「旧覆堂」で雨宿り(笑)。
○鐘楼
by forestkoro1015
| 2023-08-16 16:01
| 岩手関連
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