宮沢賢治ゆかりの聖地!!──「光原社」(14年ぶりの岩手旅行・その4)


「岩手銀行赤レンガ館」を見学した後は、再び循環バス「でんでんむし」
「材木町南口」へ。。。
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岩手銀行赤レンガ館の近くを流れる中津川は鮭が遡上する川なのだそう。少し先で北上川と合流する。
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JR盛岡駅にほど近い「材木町」は、400年にも及ぶ歴史のある商店街だ。
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「いーはとーぶアベニュー材木町」という材木町のメインストリートには、
宮沢賢治の「注文の多い料理店」を出版した「光原社」をはじめ、
賢治像やチェロなど、賢治にちなんだ6つのモニュメントがある楽しいエリアだ。



川沿いの道が気持ち良さそうだったので、土手に降りてみた。
北上川は一級河川だけあって流れも速い。が、川面をそよぐ風が涼しくて気持ちが良い。
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階段を上って「光原社」の横に出た。
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宮沢賢治の「注文の多い料理店」は1924年の発刊。
「光原社」という社名も賢治によるものだそう。
現在は岩手の漆器各種、全国の陶磁器、和紙製品、風呂敷、松本家具など全国から集めた
上質な伝統工芸品を扱う「光原社本店」、竹細工や南部鉄器などを扱う「モーリオ」、
世界の民芸品やアクセサリーを扱う「カンパネラ」など、
それぞれの作家たちのこだわりが詰まった様々な作品を展示販売している。
(店内は撮影禁止。)


立派な門を抜けた先にある中庭にはレンガ造りや白壁の建物が。。。
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賢治の作品に関する石碑が建っている。
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左手にあるのが『注文の多い料理店』の初版本や賢治の直筆原稿などを展示する「マヂエル館」
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右手にあるのが喫茶店の「可否館」
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奥から眺めた可否館の情景。
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せっかくなので来訪記念に「可否館」でコーヒーをいただく。
50年近い歴史が刻まれた店内はゆったりと時を刻む柱時計の音しかしない静謐な雰囲気。。。
大きな窓から差し込む柔らかい光とアンティークな家具が調和した中でいただく
ハンドドリップで煎れる「可否」の美味しいことといったら!!
しかも丁寧に煎れる「可否」は550円(税込!)というお値段!!


惜しむらくは店内が撮影禁止であること。。。
が、せっかくなので美しいステンドグラスの窓の装飾を探してきた次第
(写真は借り物です)。。。
私たちが「可否」をいただいたのが、まさにこのお席だった。。。
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そういえば、「コーヒー」を「可否」と呼ぶのは、此方と弘前にある「可否屋 葡瑠満」さん
だけのような気がする(私の知る限り)。



美味しい可否をいただいた後は、今度こそ「いーはとーぶアベニュー材木町」を散策。。。
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美しく整備されたメインストリート。
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かわいいお店が色々!
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おっ!こんなところに宮沢賢治が!!
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バス停まで戻ると、「でんでんむし」はすでに最終!!まだ4時すぎなのに!!
これが全然来なくて「もう行っちゃったのかも!」と焦っていると、
でんでんむしのようにノッソリと姿を現した(ホッ!)。


盛岡駅までは2駅なので歩いても良かったのだけれど、お城跡の公園を歩いたこともあって
もう歩きたくない気分!
でんでんむしの1日周遊券350円の元はしっかり回収することができた。。。



ごちそうさまでした!!



●光原社 可否館
岩手県盛岡市材木町2-18
019-622-2894
10:00~18:00  
※1月5日~3月15日まで10:00~17:30
定休日
毎月15日(日曜、祝日の場合は翌日)
13席(カウンター5席、テーブル8席)


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光原社 可否館喫茶店 / 盛岡駅上盛岡駅
昼総合点★★★★ 4.0


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by forestkoro1015 | 2023-08-01 18:22 | 岩手関連 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015