ルネッサンス調の重厚な建物は盛岡のシンボル的存在!!──「岩手銀行赤レンガ館」(14年ぶりの岩手旅行・その3)


「食道園」盛岡冷麺を食べた後は、「桜山神社」を経て、盛岡のシンボル的存在
とも言える「岩手銀行赤レンガ館」(国指定重要文化財)にやってきた。


盛岡を訪れたら絶対見に行きたいと思い続けてきた場所でもある。
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正式名称は「岩手銀行(旧盛岡銀行)本店本館」
1911年(明治44年)、辰野金吾と盛岡出身の建築家葛西萬司が手がけたこの歴史的建造物は
およそ100年に及ぶ銀行業務を経た後、保存改修工事を経て、
2016年に「岩手銀行赤レンガ館」として生まれ変わった。



イギリス人のジョサイア・コンドルに学んだ辰野金吾は、東京駅や日本銀行各支店、奈良ホテルなど
日本を代表する歴史的建造物を手がけたことでも知られているが、
ドーム状の屋根をのせた塔屋、外壁の赤煉瓦に白色の花崗岩(かこうがん)を巡らせたデザインは、
典型的な「辰野式」で、この「赤レンガ館」は東北地方に残る唯一の彼の作品
として知られている。
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一番有名なエントランスホールの天井部分。
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全体がわかりにくいので某サイトから借用。
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センター部分が「チケット売り場」になっている。
通路右側へ進むと「盛岡銀行ゾーン」(有料)。
左側に進むと「岩手銀行ゾーン」(無料)。
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上からエントランスホールを見おろしたところ。
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入場料(300円)を払って右側へ進むと、最初にあるのは「旧国庫部客溜」
営業台(カウンター)は上げ下げ窓式のスクリーンと欄間装飾は当時の写真をもとに復原。
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内部床面は花崗岩、腰壁は蛇紋岩と白大理石の組み合わせ。
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応接室や支配人室、重役室には立派な暖炉が!
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旧金庫室。
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上から営業室(現在は多目的ホール)を見下ろしたところ。
奥に見えるのはエントランスのチケット売り場。
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下から見上げた天井。
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キャラクターグッズも並んでいた。
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2階への階段は3ヵ所。手すりも親柱もすべてケヤキを彫って造られている。
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親柱の頂部にも立派な装飾が!
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1階の多目的ホール側から見る客溜(接客カウンター)。
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銀行業務の心臓部を担う旧事務室(営業室)として使われていた、1、2階吹き抜けの開放感ある
多目的ホール。
随所に豪華な装飾が施され、明治期の銀行建築の特徴を見ることができる。
天井までの高さは約9メートル。東西約14メートル、南北約12メートルという
巨大な空間で執務が行われていた。

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東側と南側の客溜めとを隔てる営業カウンターの両脇には、柱頭飾りを持つ2本どりの柱が
備えられている。
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磨り硝子ガラスの出入り口もお洒落!
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旧い建物が好きな私は大満足したのだけれど、連れはイマイチだった模様(笑)。


どことなくあの建物に似ているような(当たり前!・笑)。
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この「岩手銀行赤レンガ館」が見学できただけでも、はるばると盛岡を訪れた甲斐はあった
と思う。あー、楽しかった。。。

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この後は「でんでんむし」に乗るはずが、どこで間違えたか「肴町商店街」(盛岡を代表する
商店街の一つらしく、とても栄えていて驚いた!クローズしている店など見かけなかった!)に
紛れ込んでしまった(汗)。全天候型アーケードは365メートルもあるそう。。。
なんとかかんとか盛岡バスセンターまで戻ってきておやつ(笑)。
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この日の盛岡はとてもムシムシしたお天気だったので「氷いちご」がとても有難かった(笑)。
300円でクールダウンできたら惜しくない。。。


この後は「でんでんむし」に乗って、さて、どこへ行こう。。。。



続く。。。



※ご参考
以前、撮影した「東京駅」
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※辰野金吾が設計した「奈良ホテル」の紹介記事は


※翌年に再訪した「奈良ホテル」の紹介記事は



※同じく「日本銀行 小樽支店」を含む小樽の紹介記事は






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by forestkoro1015 | 2023-07-28 18:59 | 岩手関連 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015