天草の世界文化遺産巡りスタート!!──美しい白亜の「大江天主堂」(初夏の天草紀行 vol.4)
2023年 07月 07日
天草の車海老をたっぷりいただいた「海老の宮川 亀川店」さんを出ると
予約していたホテルは目と鼻の先だ。
とりあえずチェックインを済ませて、その後は天草西端の丘の上に佇む
「天草大江天主堂」に向かうことにした。
というのも翌日の天草地方の天気予報は「大雨」(汗)。
お天気が良いうちにとりあえずのポイントはチェックしておきたい。
ホテルから大江天主堂まではおよそ1時間。
美しい白亜の天主堂が青空をバックに佇む「大江天主堂」に到着した。
天主堂の麓には大江ののどやかな農村風景が広がる。
天主堂入り口。
内部は物音一つしない荘厳な雰囲気。。。
そして撮影禁止。。。あまりにも静かなので誰もいないと思ったら
シスター(土産物店のお母さんがそのように呼んでいた)が熱心に祈りを捧げていた。
邪魔しては申し訳ないので、ソーーーっと音を立てないように座る。。。
献堂90周年記念のポストカード風の写真が置かれていた。
お持ち下さい!とあるので、僅かばかりのお布施をおいていただいてきた。
これまた素晴らしい。しばし見入ってしまった。。。
此方は天主堂から少し下った場所にある「ルルドの泉」。
祈りを捧げる少女ベルナデッタの像まで設置されてあるのを見るのははじめて!
ここから見上げる天主堂もまた美しい。
階段をずーーっと降りていって正面から。
土産物店のお母さんによると、この天主堂周辺はクリスマス・イルミネーションの時期が
独特の雰囲気があって美しいのだそうだ。。。ちょっと見てみたいかも!
訪問記念に「小さな海」(天草の塩)を購入。
駐車場(あまり広くないけれど)は上の方にあるので、道が細くなってもあきらめないで前進を!!
与謝野寛(与謝野鉄幹)が、学生だった太田正雄(木下杢太郎)、北原白秋、平野万里、吉井勇
を連れて天草地方を巡った「五足の靴」の中でも、1907年8月に大江に宿泊し、
ガルニエ神父(文中では「パアテルさん」と記述)に面会した記録が記されている。
すぐ横(でもないけれど)に「天草ロザリオ館」があるのだけれど、生憎、この日は休館日。
翌日、またはるばると訪れたのだけれど、ほとんど貸切状態で「潜伏キリシタンの歴史と、
弾圧に耐え抜いた信徒たちの信仰心」をとても丁寧に解説してくれた学芸員の方のおかげで
天草の隠れキリシタンについてかなり詳しくなることができた。。。
できればセットで訪れるのがオススメ!!
さて、先を急ごう!!
●大江天主堂(大江教会)
熊本県天草市天草町大江1782
https://www.t-island.jp/spot/74
電車・バス:本渡バスセンターから天草産交バス富岡港行きで50分、教会下下車
車:富岡港から約27km。鬼池港から約39km。本渡港から約40km
駐車場5台/無料
※天草宝島観光協会 TEL:0969-22-2243
by forestkoro1015
| 2023-07-07 17:56
| 熊本関連
|
Trackback
|
Comments(0)