天草の車海老尽くしに舌鼓っ!!──「海老の宮川 本渡亀川店」(初夏の天草紀行 vol.3)
2023年 07月 06日
天草松島と天草五橋の美しいコラボ絶景を楽しんだ後は、
天草の中心地であり繁華街として知られる中央エリアの「本渡」へ向かう。
天草上島と天草下島がつながるエリアでもある。
二つの島を結ぶのは本渡瀬戸にかかる「天草瀬戸大橋」。
全長700メートルの両端がループ状になっている立派でユニークな形をした橋だ。
※写真は借り物です。
今年3月に橋の混雑緩和のために、北側に「天草未来大橋」が完成したそう。
手前の赤い橋は「本渡瀬戸歩道橋」。船が近づくと、橋桁ごと持ち上がるのだそうだ。
「天草五橋」以外にも、島が点在する天草には橋が多い。
この「天草瀬戸大橋」を初めて見た時には「すごい橋だなー!!」と思わず唸ってしまった(笑)。
ループ状のこの橋をグルリと回って、無事に「天草下島」に上陸!!
めざすのは、橋のすぐ近くにある「海老の宮川 亀川店」さんだ。
天草に自社養殖工場を持ち、栄養豊富な天草の海で自家養殖した車海老を新鮮なまま
調理・提供してくれるお店でもある。
すでに13時をまわっているのに、広い駐車場は満杯!!
唯一空いていたスペースに突っ込んで、いざ、店内へ。。。
小上がり席とテーブル席の店内はほぼ満席(驚)。
広い小上がりに落ち着いてメニューを眺める訳だが、色々ありすぎて選べない(笑)。
しかも近隣のお席に運ばれていく丼もの(海老天丼など)のボリュームといったら
立派すぎて(゚д゚)(驚)。
小鉢、おどり、天ぷら、塩焼き、茶碗蒸し、ご飯、赤出汁、香の物、デザートがセットになった
一番人気の「海老会席」(2,700円)は売り切れ。
「海老おどり定食」(2,000円)を食べる気満々で訪れたのだけれど、天ぷらも食べたい(笑)。
散々、迷って「宮川定食」(2,100円)をいただくことにした。
これは天ぷら、おどり、刺身、塩ゆで、サラダ、ご飯、赤出汁、香の物、わらび餅が
セットになっている。
大きく開け放たれた窓から吹きそよぐ天草の海風が心地良い。
ビールが飲みたくなるが、お茶で我慢!!
少し待って「宮川定食」が運ばれてきた。
蓋オープン!
ちょっとずつ色々なお料理が楽しめるバラエテイー豊かなお膳だ。
○車海老のおどりとお刺身。
お刺身はキビナゴとカンパチ。
車海老さんが鎮座ましましている。
プリッとして超美味!!これはもう一皿食べたかった(笑)。
お刺身もそれぞれに弾力がある。
○塩ゆで
手前はいんげん。
車海老さんのおどりに比べるとちょっと凡庸。。。
○天ぷら
車海老さんの天ぷら2尾とさつまいも、はすの組み合わせ。手前の天つゆでいただく。
そりゃーもう美味しくない訳がないだろう。頭から尻尾までいただいてしまった。
この佃煮も海老をアレンジしたもの。
ご飯にトッピングされた海老のおぼろがホンノリと甘くて何ともいえずに美味しい。
このおぼろだけで二杯ぐらいいけそう(笑)。
お店に行かないとたべられない貴重なおぼろということらしい。
○茶碗蒸し
もちろんここにも海老さんが!!
2,100円でここまで「車海老尽くし料理」が堪能できるとは、
さすが天草!!
しかも新鮮で美味しいのだから、混み合うのも当然の人気店のようだ。
活車海老や冷凍車海老の全国発送(300gで2,200円〜)も行っているのだそうだ。
満腹になったお腹をさすりながらお会計。
車を駐めた前の家から顔をだしたお母さんに「有難うございました!」と挨拶された。
お正月でもないのに玄関に「しめ縄飾り」が飾られているのは、
昔から受け継がれてきた天草独自の文化の一つでもあるらしい。
長くなるのでこの話はまた改めてご紹介しよう。。。
ごちそうさまでした☆
●海老の宮川 本渡亀川店
熊本県天草市亀場町亀川1886-24
0969-23-0699
11:00~15:00
17:00~20:00
火曜休
50席
https://www.ebi-miyagawa.com
海老の宮川 本渡亀川店 (海鮮・魚介 / 天草市その他)
昼総合点★★★☆☆ 3.9
by forestkoro1015
| 2023-07-06 18:24
| 熊本関連
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