モダンな建造物が並ぶ世界遺産@三角西港。──「初夏の天草紀行 vol.1」
2023年 07月 02日
「阿蘇くまもと空港」から九州縦貫道を経て、海沿いの風光明媚なR218、R266を進み
およそ80分。
熊本県宇城市にある「三角西港」に到着した。
756メートルにも及ぶ石積みの埠頭と水路や、
西洋風のモダンで美しい建物が並ぶこの港は、1887年に完成。
宮城県や福井県にある港と並ぶ「日本三大築港」と呼ばれる。
2015年には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、
石炭産業」の一つとして、
世界文化遺産に登録された。
この三角西港は、明治政府の殖産興業の政策に基づき、
オランダ人のローエンホルスト・ムルドルの設計と、天草の熟練した石工たちによって
随所に当時の最新技術を用いて進められたという。
港の発展と共に、道路沿いには2階建ての商店や旅館が立ち並び、
埠頭沿いには白壁の倉庫群が続々と建てられた。
明治20年頃に建てられた「高田回漕店」。
4隻の汽船を持っていた回船問屋の建物だという。
ムルドル物産館。
屋根の上の風見鶏とステンドグラスがかわいい。
旧三角海運倉庫。
現在はレストランとして使用されている。
整然と積み上げられた石垣にはムルドル氏の名前が!
さてさて「天草五橋」(現在は無料!)を渡ると、いよいよ天草市だ。。。
続く。。。
by forestkoro1015
| 2023-07-02 23:29
| 熊本関連
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