スタンダードカクテル「雪国」発祥の店を表敬訪問!──「ケルン」@酒田(春先の日本海北上の旅 vol.9)
2023年 04月 01日
世界中で飲まれているスタンダードカクテル「雪国」発祥の店、
1955年に酒田に開業。90歳を越えてもなお現役として店に立ち、
業界のレジェンドとしてシェイカーを振り続けたという「ケルン」だ。
私がこの「雪国」に初めて出合ったのは、たしか札幌のホテルのバーだった。
バーマンの方に「ネーミングも(札幌の街に似合って)お洒落ですが、
戦後を代表するカクテルの一つなのです!」と勧められた一杯。
(何のことはないフリーフロー(飲み放題)のオーダーでいただいた中の一杯なのだけれど・呆)
グラスの縁を「スノースタイル」にして「儚げな雰囲気」を醸し出す此方は、
見かけとは裏腹にウォッカベースの少々強いテイスト。
雪国の人々の芯の強ささえ感じさせる美味しいカクテルだ。
井山氏はこの「雪国」で、1959年のコンクールでグランプリを獲得。その後も数々のカクテルを
世に送り出した。その半生は「YUKIGUNI」(2018年)というドキュメンタリー映画にもなった。
その時に初めて「雪国」発祥のお店が山形・酒田にあることを知り、井山氏がお元気なうちに
表敬訪問して オリジナルの「雪国」をいただいてみたいと願うようになった。
残念ながらその想いは叶わなかったのだけれど、お店は息子さんご夫婦が受け継がれたようで
昼間でも伝説のカクテル「雪国」を一杯だけいただくことができる(嬉)。
今回、酒田をスケジュールに組み込んだ理由もこの「ケルン訪問」が大きい(笑)。
ちょっと迷ったが、無事に到着!
が、いただくのは「雪国」と決めていた。。。
息子さんがシェイカーを振る音が店内に響く。。。
そして憧れの「雪国」がやってきた。。。
どこかが違う(ように感じた)。
サービスでチャーム、もとい、おつまみがつく。
一杯しかいただいていないのに、なんだかホロリとしてしまった。
たくさん歩いたからだろうか。。。
少し離れた場所から記念撮影!
看板がなければ、ヨーロッパにある建物のようだ。
わずかな滞在だったが、念願だった発祥の店への表敬訪問を果たすことができて良かった。
「雪国」も美味しかったし、ごちそうさまでした☆
酒田のメインストリート(たぶん)の風景。
そうそう、都内でもよく見かける日本酒の蔵元を市内を彷徨っている時に発見!!
荷物は増えたが、駅のお土産ショップで2本も購入!
ズリズリとひきすりながら、この後は秋田をめざす。。。
続く。。。
※初めてカクテル「雪国」と出合った札幌のホテルのバーの紹介記事は
by forestkoro1015
| 2023-04-01 18:46
| 山形関連
|
Trackback
|
Comments(0)