幸せの味@老舗店のオムライス!──「たいめいけん 日本橋三越店」
2023年 03月 30日
東京・日本橋界隈は老舗店と新しいビル群が混在した便利なエリアだ。
映画も観られるし、買い物も、食事もできる。
この日は打合せ帰りに「日本橋木屋さん」でお買い物。
すぐ近くにある「東宝シネマズ」で「ロストケア」を鑑賞した後は
日本橋三越へ。。。
日本橋といえば、日本橋エリアの再開発に伴ってクローズし、新店舗へ移転した
1931年創業の老舗洋食店「たいめいけん」のオムライスだ。
新店舗は伺ったことがないが、昔、旧店舗でいただいた「たんぽぽオムライス」には
感激した記憶が。。。
開店前から行列ができるランチタイムに駆けつけるべく、
近場での仕事をソッコーで終わらせてすっ飛んでいったことがある(呆)。
伊丹十三監督が考案したという「たんぽぽオムライス」はオムレツの真ん中にナイフを
入れ、半熟の卵をお花のたんぽぽのようにライスの上に広げることからのネーミングで、
監督の作品「たんぽぽ」の中で紹介され、その後、「たいめいけん」のメニューに
加えられたという。
当時はサイドメニュー「ボルシチ」と「コールスロー」があってそれぞれ50円で
提供されていたなぁ。。。
閑話休題。
あの、色黒の個性的なキャラで人気の三代目で有名な「たいめいけん」の支店は
今ではあちこちにあるようだが、日本橋三越の地下にも小さな支店がある。
そうだ!久しぶりに「たいめいけんのオムライス」を食べよう!!
10席ほどの小さなお店だが、割と混んでいた。
オムライスにボルシチとコールスローがセットになったお得なランチメニューは15時まで。
ケチャップ、ピリ辛、アラビアータと3種のソースが選べるので、ピリ辛をセレクト。
最初に「ボルシチ」と「コールスロー」がサーブされる。
「ボルシチ」はちとミネストローネ風のサッパリ系。
一方の「コールスロー」はやや甘味を感じさせる懐かしい味わい。。。
「そうそうこの味!!」と記憶が少しづつ甦ってくる。。。
少し待って「オムライス」がやってきた。
玉ねぎ、人参、ピーマンをさいの目切りにして、鷹の爪とタバスコで仕上げたソースは
ピリ辛で美味しい。
ミッシリと太ったオムライスは柔らかなオムの衣をまとい、中のチキンライスは熱々!
フーフーと冷ましながらいただくととても美味しい♪
タンポポオムライスは見かけなかったが(ランチタイムだったため?)、
普通のオムライスも完璧!!というほどに満足することができた。
少し待っただけのことはあったかな!!
まさに「幸せの味のオムライス」といっても過言ではないだろう。
今、例の鶏の伝染病のおかげで、卵の高騰が続いているようで、飲食店も大変なことだろう。
特にオムライスの場合は、使用する卵を半分に減らすなどということもできないだろうし。。。
やはり日本橋の「食」を牽引してきた老舗洋食店だけのことはあるなーと
しみじみと実感したのだった。
ごちそうさまでした☆
●たいめいけん 日本橋三越店
東京都中央区日本橋室町1-3-10 日本橋三越本店新館 B1F
03-3241-3311
11:00~19:30
不定休(三越に準ずる)
10席(カウンター2席)
http://www.taimeiken.co.jp/
by forestkoro1015
| 2023-03-30 19:00
| グルメ・都内・洋食
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