「雛めぐり」の合間に酒田の豪商が建てた立派な武家屋敷の余韻に浸る！──「本間家旧本邸」（春先の日本海北上の旅 vol.4）

本間家の別荘で素晴らしいお雛様と庭園を鑑賞した後は20分歩いて

「本間家旧本邸」へ。。。

本間家三代・光丘が、幕府の巡見使の宿舎として明和5年（1768年）に建て、

庄内藩主酒井家に献上した、二千石格式を備えた長屋門構えの武家屋敷だ。

桟瓦葺平屋書院造りの武家屋敷と商家造りが一体となった様式は全国的にも珍しいそう。

○入口になっている「長屋門」。

二千石格式のこの長屋門は、特別な時や賓客の来訪時に使用されたという。

○往時を偲ぶ写真（※此方の写真は借り物です）。

○白壁に続く薬医門（屋敷東側の門）。

日常、家族は此方から出入りしたそう。

※此方の写真も借り物です。

○薬医門　内側から見たところ。

立派な「門かぶりの松」は、樹齢400年以上を誇る「臥龍の松」として知られる。

○表玄関

※写真は借り物です。

式台は欅、板戸には神代杉が使用されている。

○御座敷

※写真は借り物です。

幕府の巡見使をお迎えした御座敷。

欄間や襖、床の間や書院などの造作が見事！

○本間家のお雛様酒田の大火をも免れたというお雛さまが飾られていたが、残念ながら撮影禁止！！この日、午前中に眺めた雛飾りの中では一番可愛くて印象に残った！！さすがに本邸のお雛様だけのことはあった！


○庭諸国から北前船で運ばれてきた銘石が美しく配置されている。

○本間家旧本邸別館「お店」（おたな）。

道路を挟んで向かい側にあるのが、本間家が代々商いを営んだ場所にある「お店」（おたな）。

※下の写真は借り物です。

此方の写真も借り物です。

現在は帳場や行灯などの他、台所用品などを展示しながらお土産品を販売している。

※下の写真は借り物です。

○鑑賞用 雛の飾り菓子

お土産に欲しかったのだけれど、少々お高め！！

でも、かわいい！！

午前中に鑑賞した雛街道の雛壇飾りの中にも色々と飾られていた。

ここまで来ると、「山居倉庫」はもう目と鼻の先なので、お昼前に見学することに。。。

それにしても暑いことと言ったら！！

雪かきした雪はまだ道ばたにあるのに、ダウンコートを手に持って、腕まくりして歩いていた（笑）。。。

続く。。。