北前船が運んだ豪商と米蔵の街へ。。。──「酒田駅到着！」（春先の日本海北上の旅 vol.2）

羽越本線の「特急いなほ」で日本海に沿って新潟から秋田方面へ北上。

途中、新潟三大コシヒカリの一つ「岩船産」の産地であり、「塩引鮭」で有名な「村上」に停車。

駅のサインに「KAIRI」とあるのは、羽越本線の新潟～酒田間を走る

JR東日本の観光列車「海里」のことらしい。

日本海の絶景はもちろんのこと、ダイニングカーを連結していて、新潟や庄内地方の食を

楽しむことができるのだそう。

今回も予定に組み込むことを考えたが、時間がどうしても合わなかった。。。

日本海の景色はたしかに絶景（晴れていたし！）だったし、いつか機会があったら

是非乗車してみたい列車だ。

遠くに朝日岳だか月山をうっすらと臨みながら、さらに日本海沿いを進み、

鶴岡駅を経て10時35分に酒田駅@山形に到着した。

桜の季節にはまだ早かったが、折しも「酒田雛街道」（4月上旬まで、施設によっては3月中）の

イベントが市内の各所で開催中で、かつて北前船によって京都や大阪、江戸から運ばれてきた

由緒ある見事な雛人形や飾り物が色々と展示されていてとても楽しかった。

（詳細に関してはまた改めてご紹介しよう！）。

酒田駅ホームのディスプレイ。結構、凝っている。

駅には広いお土産売り場があり、さらにコインロッカーもあった。

が、駅前はちょっと地味な雰囲気。。。

駅舎は帰りがけに撮影したものだが、降りる人もそんなにいなかった。

山形で三番目に人口が多い街だそうだが、あまり人が歩いていない（まぁ、クルマ社会のようだし）。

そういえば以前、山形・鶴岡界隈を訪れた時もほとんどクルマで移動して駅は利用しなかったことを

思い出した。

この日は暖かかった（例年より11度も高かったそう）ので、レンタサイクルを借りれば良かった。

とてもたくさん歩いて万歩計の歩数は1.8万歩ぐらい（笑）。

行ってみたかった「土門拳記念館」はだいぶ離れているのであきらめたが、

その他の行きたかった場所はほぼクリアすることができた。

それにしてもお雛様多すぎっ（笑）。

次回はその雅な世界（一部ではあるけれど）をご紹介しよう！！

続く。。。