日本三大車窓の一つ、姨捨駅を経て長野・善光寺へ。（早春の松本&長野紀行 vol.10）

少し途切れてしまった長野紀行の話に戻ろう。

松本駅からは9時26分発の篠ノ井線に乗車して長野駅をめざす。

篠ノ井線は実ははじめて乗車する列車だ。

敢えて各停を選んだのに割と混んでいるのは土曜日だったかららしい。

篠ノ井線沿いにある「姨捨（おばすて）駅」は、

全国の駅の中でもナンバーワンとも言われる絶景駅で、

この駅から眼下に広がる棚田と善光寺平は

日本三大車窓の一つに数えられているのだそうだ。

（あとの二つは、根室本線　新内駅近く　狩勝峠越え　旧線狩勝峠車窓（すでに廃線）と

肥薩線　矢岳駅　矢岳越えだという。）

基本的に普通列車しか停車しない「姨捨駅」から眺める景色は絶景！

手前に千曲市、奥に長野市が広がり、それらを囲むように

美しい善光寺平の山並みが続いている

列車の中からのスマホ撮影なので、その美しい景色をお伝えできないのが残念（汗）。

誰も撮影している人などいないので超恥ずかしかった（笑）。

ちなみにこの駅は標高551mの山の中腹に位置しているため、スイッチバック方式を採用している。

ホームのベンチに座って美しい景色をもっと楽しみたかったのだけれど。。。

寒かったのでそのまま長野駅へ。。。

前回、訪れた時は新幹線で来たなーと思いつつ、立派な長野駅駅舎をパチリ！

11番のバスに乗って善光寺大門まで。。。

バス停近くの立派な建物はイタリアンレストランの「藤屋御本陣」。

○善光寺仁王門

私は2回目の参詣なので正直、あまり感動がない。

初めての連れは「人の多さ」に驚いていた（笑）。

昨年は7年に一度のご開帳で大賑わいだったらしいが、この日もごった返していた。

実際、東京の浅草寺の参道よりも人が多いかも知れない。

約1,400年の歴史を誇るこの善光寺は、 日本最古の仏像を本尊として祀る寺院として

古くから全国的に知られ、「遠くとも一度は詣れ善光寺」という言葉も残されているほど有名なお寺だ。

多くの国宝や重要文化財、山門・経蔵・釈迦堂・釈迦涅槃像などが点在し、

中でも真っ暗な回廊を通る「お戒壇巡り」は、善光寺ならではの体験として知られている。

通常とは逆に仁王像が配置されているそう。

向かって左側に阿形、右側に吽型が！

○山門写真では小さいけれど、正面の扁額のサイズは畳三畳分あるそう。。。楼上からの眺望も楽しむことができる（有料）。さらに近づいて。。。

ご利益いろいろ。。。

○本堂

大香炉でお清めをしてからお詣りへ。。。

裏側から。。。

○日本忠霊殿

高さは42.5メートルだそう。

○鐘楼

日本の音風景100選にも選ばれた銘鐘だそう。

大晦日の行く年来る年にも登場する鐘としても有名。

今回は久しぶりに「お戒壇巡り（600円）」にもチャレンジしたが内部が暗すぎてビックリ！

以前はもっと明るかったようなイメージがあるのだけれど。。。

ご本尊の真下にあるという「極楽の錠前」に触れると極楽往生を約束されると

いうのだけれど、腰の高さにあるらしい「錠前」は今回も見つけることができなかった（汗）。

さて、そろそろお腹が空いてきた。

何を食べよう。。。

続く。。。