静かで温かみのある民芸の館へ。──「松本民藝館」(早春の松本&長野紀行 vol.6)


松本ステイ2日目。
松本を訪れたなら、やはり松本城はお約束。
やはり勇壮で立派なお城だ。
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此方でも雪吊りが!
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お堀の白鳥。
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天守閣は前回、攻め入ってきたので今回はパス。



※昨年春に、天守閣に攻め入ってきた時の紹介記事は



その後は以前から訪れてみたかった「松本民藝館」をめざしてみることにした。
松本から美ヶ原方面に向かうバスで15分程度だろうか。
駅までいってバスに乗るのと、徒歩で向かう時間がそんなに変わらないので
徒歩でアクセスしたが、結構、遠かった(汗)。


遠くにアルプスの山々を望む雑木林の中に「松本民藝館」はある。
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なまこ壁の土蔵づくりの建物。
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ここ松本民芸館は、松本の中町通りの「ちきりや工芸店」の初代オーナーの故丸山太郎氏が、
柳宗悦氏の民芸運動に共鳴して、「民芸をみるたしかな目」で日本や世界の優れた民芸品を
収蔵した資料館だ。


丸山氏はこの資料館を昭和37年(1962)に独力で創館。
昭和58年(1983)に松本民芸館の土地、建物を含め、約6,000点にも及ぶコレクションが
松本市に寄贈されたという。
「無名の職人たちの手仕事による日常品」であるものに美をみる氏独自の民芸の心が、
あらわされている。


折しも昨年の開館60周年を記念して、「時にふれて 丸山太郎へのオマージュ」という
企画展が開催中だった(3月12日まで)。
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氏は収集するだけでなく、自分でも様々な工芸品を手がけている。
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螺鈿細工のコレクションもあったが、氏の代表的な作品は卵殻細工
卵の殻を細かく砕いて製作した作品だ。
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もちろん素晴らしい松本民芸家具なども。
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何時間でも座っていられそうな心地よさがある松本民芸家具の椅子。
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生活する人の息づかいが聞こえてきそうな静かで落ち着いた空間。。。
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松本というと、例の水玉模様の女性芸術家の作品を収蔵した「松本市美術館」があまりにも
有名だが、あの水玉を見ると頭が痛くなる私は断然此方の民藝館の静謐とした空気感が好みだ。


駒場にある「日本民藝館」も良いのだけれど、その4分の1のお値段でノンビリと民芸品を
愛でることができるのも大きな魅力といえるだろう。



松本民芸家具の雰囲気が楽しめるオススメの喫茶店といえは
「まるも」さんだろう。ケーキセットがオススメ!!





さて、そろそろお腹が空いてきた。何を食べよう。。。




●松本民藝館
松本市里山辺1313-1
0263-33-1569
9時~16時半
休業日月曜(祝日時は翌日)・12/29~1/3
料金¥310(中学生以下や庭園のみの見学は無料)
https://matsu-haku.com/mingei/
アクセス:松本駅から美ヶ原温泉行きバス「下金井民芸館口」下車すぐ




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Commented by harupita at 2023-03-07 21:16
こんばんは

 松本城、美しいですね。
 
何度も行っているので私も最近は天守閣登頂しません。
 膝も良くないので過酷な気がして
 山々に囲まれて美しいお城ですね。

 松本民芸館は行ったことがありません。
 落ち着きそうな空間ですね。こういう民芸館あったとは知りませんでした。

草間彌生作品苦手な方は多いですね。昔は私もイマイチでしたが
 実際に「松本市美術館」で見たら、なんかすごいなって!感動しました。

ご本人自体も謎のアーティストですね。
Commented by forestkoro1015 at 2023-03-08 21:40
葉流さま

コメント有難うございます。
松本城、数あるお城の中では好きなお城の一つです。
山々に映えて美しいですよね。

松本民藝館、細々としたものが色々とディスプレイされていて楽しい場所です。
今度松本へ行かれたら是非!!
撮影も可能ですし、建物自体が絵になる場所です。

草間さんファン、私の周囲にもたくさんいます。
私はどうしても・・・ですが(笑)。
ご本人は神経科の病院で暮らしていると聞きますが、それらもすべて含めて才能なのでしょう。
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by forestkoro1015 | 2023-03-06 19:00 | 長野関連 | Trackback | Comments(2)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


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