ヨレヨレの即席・萩観光(笑)。──「萩・明倫学舎」(雪まみれの山陰出張 その4)
2023年 01月 29日
予定外の「ホワイトアウト」に見舞われ、ボロボロのヨレヨレ状態で
次の目的地の「山口県・萩」に辿り着いた。
ご存じの通り、萩は、明治維新の原動力の先駆けとなった多くの偉人たちを輩出し、
長州藩ゆかりの城下町などの歴史と様々な世界遺産が数多く残る街だ。
まずは「一服しよう!」ということで、「道の駅 萩しーまーと」へ。
ここも雪がひどくて。クルマを降りて建物に入るまでに真っ白になる。
「魚市場直結」の道の駅ということらしいが、生憎のお天気のせいか、お休みのお店がチラホラ。
が、さすがに新鮮なお魚が並んでいて、そしてお安い!!
握り寿司半額コーナーなどもあってとても美味しそうだったが、なんだか全身がドヨーンと
重たくて(ホワイトアウトで緊張したせい・笑)食指が動かない。
おそらくお宿の食事もお刺身系だろうし・・・。
と、隅の方に酒瓶が並んでいるのを見つけた(呆)。
山口といえば、旭酒造の「獺祭」が世界的に有名だが(その売り方はともかくとして)
なんと!!1月下旬〜3月までの限定販売の「花冷え酒」が並んでいる。
お土産として小さいボトルをお買い上げ。
まだ飲んでいないけれど、ちょっと楽しみ♪
●獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 花冷え酒 紙箱入り 300ml
その後は「萩しーまーと」から割と近い世界遺産の「萩反射炉」へ。。。
海防強化の一環として「西洋式の大砲」が作りたかった萩藩は、1855年、
ひとあし先に反射炉の操業に成功していた佐賀藩に藩士を送り、
大砲の鋳造伝授を願い出たが拒絶され、スケッチのみが許されたという。
そのスケッチをもとに反射炉を築造したものの、高さ10.5mと、
反射炉に必要な16mには足らず、大砲を作ることはできなかったそうだ。
伊豆の「韮山反射炉」も訪れたことがあるけれど、あちらの方が高さもあって立派かも。。。
少し高台にあるため、萩の街並みが少し楽しめる。
すぐ横(陸橋)を通るのは「山陰本線」だそう。一両編成の普通車が通過していくらしい。
桜の季節はきっと映えることだろう。
時間はすでに3時をまわっている。
早めにお宿に向かおうという意見もあったが、翌日の天気もどうなるかわからないので
「萩・明倫学舎」に寄っていくことにした。
萩藩の教育や人材育成の中枢を担った「藩校明倫館」。
その跡地に建築された旧明倫小学校の日本最大級の木造校舎群を改修整備。
2017年に新たな観光施設としてオープンしたのが、「萩・明倫学舎」だ。
「本館」は国登録有形文化財。
大きすぎて入りきらない(汗)。
中庭の様子。
本館(無料)エリアにはカフェやお土産ショップがあるようだが、この日はカフェはお休み。
「2号館」(有料)エリアは「幕末ミュージアム」や「世界遺産ビジターセンター」
などがあってなかなか楽しめる。
NPOの観光ガイドの方なのだろうか。「元・高校の歴史の先生?」と思うほど萩の歴史に詳しく
知識が豊富なガイドさんがいて、つきっきりで解説してくれた。
「萩・城下町」の成り立ちから区画、歩き方、城郭跡の石の種類、「明倫館」の場所は元々は
沼地だったこと等々、その説明は1時間以上に及んだ。。。
ところどころにユーモアのセンスがあり、聞き手を飽きさせない話術も巧みだ。
それも含めて元・先生かも!と思った次第。。。
また、撮影禁止なのだけれど、2号館には古い品々(中にはお宝も)がたくさん陳列されている。
萩在住の収集家の方が6,000点に及ぶコレクションを市に寄贈されたとかで
そのうちの600点が常設展示されているのだそうだ。
中には「なんでも鑑定団」で高額な査定がついたものもあったらしい(解説の一部)。
元・先生(たぶん)のおかげで萩の歴史や成り立ちについてはすっかり詳しくなることができた。
にわか仕込みだけれど(笑)。
このような撮影コーナーも。
「長州ファイブ」というネーミングはジャニーズ系のグループのようだ(笑)。
さて、この後は、お宿でノンビリと温泉に浸かって、今日の疲れを癒やそう。。。
おつかれさまでした!!
続く。。。
※伊豆・修善寺にある「韮山反射炉」の紹介記事は
by forestkoro1015
| 2023-01-29 18:49
| 山口関連
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