【閉店】「天空のカフェ」@鎌倉、27日で閉店されちゃうそうです（涙）。

「天空のカフェ」「森のカフェ」として地元の人々や観光客のみならず、

欧米から訪れた人達にも長年に渡って愛されてきた鎌倉市の高台にあるカフェ

「樹ガーデン」が今月末27日で閉店されるという。

JR鎌倉駅からは少し離れているが、170段近い階段を登り切った先にある

ハイキングコースにある緑豊かなステキな場所だ。

晴れている日には遠くに富士山も拝めるという。

尤も私が訪れた時には雨が降っていて富士山どころではなかったのだけれど。。。

※「鎌倉の空中庭園──『樹ガーデン』」の紹介記事は

閉店情報のもととなる紹介記事によると、コロナの影響などによる閉店ではなく、

鎌倉市の都市計画法第４２条に基づいた是正勧告による話し合いの折り合いがつかなかった

ことが原因らしい。

細かいことはよくわからないが、この天空にある建物内では飲食営業の調理設備が

使用できないそうで、様々な妥協案も出し合ってきたが折り合いがつかなかったという。

※元記事は

また店のオーナーは店の売り上げを周囲の森林保護など真の非営利事業に使ってきたそうで

非営利事業のため、「例外」を認めて欲しいと訴えたものの、鎌倉市は認めなかったそうだ。

飲食店としての営業許可の問題など、明らかな法律違反の話もわかるし、

例外を認めてしまえば、「うちもうちも」となったり、「なんであそこが良くてうちがだめなんだ」

という争いも生じてくるであろうことは理解できる。

が、そもそもの今回の話のはじまりは2019年の市民によるリークが原因らしい。

市側もそれまでの法律違反をわかっていて「なあなあ」で来てしまったのかもしれないし

わかっていてもどうにもできないで歯がゆい思いをしてきたのかもしれない。

しかし、なんでもかんでも杓子定規的に「違反」だから「禁止」「営業許可取り消し」では

せっかくの素晴らしい場所にある施設なのになんだか勿体ないようにも思う。

もちろん鎌倉は訪れる人にとっては「観光地」ではあるけれど、そこに暮らす人達に

とっては「静かな住宅街」であるべき場所だろう。

でも、鎌倉観光に多少なりとも貢献してきたお店であることは間違いないだろう。

新しい条例や特例を作るとか、もう少し前向きな話し合いの余地はなかったのだろうか。。。

一人の市民のリークによって、自治体が重い腰をあげ、問題の案件が動き始める。。。

まるでどこかの自治体の公園（子どもの遊ぶ声がうるさいとかで再三文句をつけた人

のせいにして公園を潰すことを決めた最近の出来事）の話のようだ。

閉店されるまでに再訪したい場所だったが、スケジュール的に無理だろうなぁ。。。

お近くにお住まいの方にはオススメ。。。

階段を登るのは大変だけれど、晴れた日であれば素晴らしい景観が望めるはずだ。。。