7年暮らす人もいる快適なお宿は「ちゅらさん」がお出迎え。──「川どこ べらぼう」@能代(秋の東北満喫の旅 その5)


「男鹿水族館GAO」でシロクマ親子と遊んだ後は、JR秋田駅から奥羽本線で1時間。
「東能代駅」に到着した。

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※「男鹿水族館GAO」のシロクマ親子の紹介記事は





五能線「リゾートしらかみ」の出発駅でもある此方、意外に地味な駅で駅前には何もない。
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能代というとバスケットボールが強い都市として有名だが、白神山地への入口に位置する街
という以外にあまり印象がない。


五能線が通る能代駅まではおよそ4キロ強離れているが、ホテルや繁華街など、街の中心は
ほとんど能代駅周辺に集中している。
なんでも昔、能代では街の馬車組合が力が強く、
能代の中心部に列車を通すのを拒んだのだそうだ。
結果、4キロほど離れた場所に東能代駅が造られたという。
昔、このあたりは林業が盛んだったそうだが、そのあたりも関係していたのだろう。
その後、しばらくして五能線の能代駅が造られたそうだが、秋田からの接続はあまりよろしくない。
まぁ。この界隈は一人一台のクルマ社会ではあるのだけれど。。。



今回、そんな能代にはるばるとやってきたのは以前から訪れてみたいと思っていた
居酒屋があったからだ(呆)。
その名は「酒どこ べらぼう」。能代を代表する日本酒と郷土料理のお店だ。



そして今回のお宿「川どこ べらぼう」さんは、その姉妹店という関係らしい。
「酒どこ べらぼう」は能代駅周辺の繁華街に位置しているが、「川どこ べらぼう」
能代と東能代のちょうど中間、米代川の川沿い(川どこ?)に佇んでいる。
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「べらぼう」とは、舌を出した絵柄が魔除けの意味もあると言われる能代の伝統凧のこと。

お宿は、米代川の白神山地を望む絶好のロケーションにあって、全館、秋田杉にこだわって建てられた
木の香りと温もりがあふれる宿だ。

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あ、何かいる!!
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此方が看板ネコの「ちゅらさん」
日本海交易の要の一つとして発展してきた能代には沖縄からの船もやってくるという。
兄弟ネコ三匹と共に沖縄からの船に産み捨てられていた「ちゅらさん」が保護されたのは1年前。
お宿に引き取られ、宿のお母さんが哺乳瓶で大事に育てたのだそうだ。
沖縄からはるばるやってきたので「ちゅらさん」と命名され、今は我が物顔で館内を闊歩している。


ちと怖い顔で睨んでいるが、実物はかなりの美猫!
ねずみ取りが大の得意で、戦利品をお披露目するのが日課らしい(笑)。
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宿に到着すると、玄関に出てきて歓迎してくれた(笑)。


お部屋の様子。
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私の部屋は洋室だったが、ミニキッチンとシャワーつきの和室がデフォルトらしい。
全館に杉の木を多用した洒落た造りの宿だが、お風呂もヒバの木をあしらった大きなお風呂だった。


ランドリー設備なども充実して居心地が良いからだろう。
お母さんの話によると、もう7年(!)もここに暮らしている人がいて、その次に長い人が2年目で
それ以外にも3ヶ月や半年などの長期滞在の客が多く、私のような短い宿泊は珍しいという。
たしかに朝ご飯は美味しいし、ノンビリできるし、居心地は良いし、長居したくなる気持ちも
わかる気がする(ちなみに長期割引の宿泊料金の設定もある)。



目の前の「米代川」は釣りのメッカでもあり、この時期、「スズキ」が釣れるという。
釣り人の客も少なくないらしい。うーむ、スズキって海の魚か思っていたけれど、
河口に近いことも関係しているのだそうだ。。。



さてさて、そろそろ「酒どこ のらぼう」に出陣することにしよう。
本来ならタクシー利用のところ、お母さんがお店まで送ってくれるという(多謝!!)。



どのようなお酒とお料理が迎えてくれるのだろう(ワクワク・・・)。



続く。。。





●川どこ べらぼう
秋田県能代市能代町字赤沼48-21
0185-53-3040
完全予約制
JR能代駅・東能代駅より車で10分
https://berabou-noshiro.com

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by forestkoro1015 | 2022-11-10 17:19 | 秋田関連 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


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