日本にいながらにして世界の美術館を体験!──「大塚国際美術館・前編」(怒濤の関西遠征 vol.10。)
2022年 10月 31日
今回の関西遠征最大の目的(遊びの)が、徳島県鳴門市にある「大塚国際美術館」だ。
古代壁画から世界26カ国190余りの美術館が所蔵する現代絵画まで、
至宝の西洋名画1,000余店を特殊技術によって陶板で再現。
すべてオリジナル作品と同じサイズで再現されているので、日本にいながらにして
世界の美術館を体験できるという、夢のような美術館でもある。
しかも瀬戸内海国立公園の一部として知られる鳴門公園内に建てられているため、
B3〜B1は山の中にあり、地上の建物は1階と2階のみという景観を考慮した建物として
知られている。
延床面積は29,412平方メートル(国内第二位)、鑑賞ルートはおよそ4km(!)と、
とてつもない規模を誇っている。
所要時間はおよそ4時間とどこかで紹介されていたが、11時に入館して16時30分まで
粘ったが、最後は駆け足状態(笑)。
館内マップに紹介されているモデルコースを基本に廻ると、所要1時間20分程度で
済むらしい(ご参考まで)。
正面入口から41mのエスカレーターに乗って館内へ。
音声ガイド(500円)を借りて最初に鑑賞するのは「シェスティーナ・ホール」(ヴァチカン)だ。
あの、シェスティーナの原寸大の天井や壁画が日本で観られるなんて!!
時間帯によって学芸員の方がレーザーポインターを使って細かく解説してくれるので、
せっかくならその時間帯がオススメ。
解説なしでそのまま座って眺めていても、ローマ・ヴァティカンの空気感を感じることができる。
●エル・グレコの祭壇衝立復元(プラド美術館)
●聖マルタン聖堂(フランス)
●若い女性の肖像(ナポリ国立考古学博物館)
●小鳥への説教(サン・フランチェスコ聖堂・アッシジ)
「古代・中世」をテーマとしたB3フロアの見所は大体これぐらい。。。
続いて「ルネサンス・バロック」をテーマとしたB2フロアへ。。。
●アテネの学童(ラファエッロ・ヴァティカン)
●最後の晩餐(レオナルド・ダ・ヴィンチ、サンタ・マリア・デッレ・グラー修道院・ミラノ)
[修復後]
●夜景(レンブラント、アムステルダム国立美術館)
●キリスト昇架(アントウェルペン大聖堂・ベルギー)
帰りのバスの時間まで2時間しかないが、歩き疲れたので休憩!!
場外展示の「大睡蓮」の周囲にをステキなカフェスペース「Giverny」がある。
このように小洒落たスイーツもあったのに、モタモタしているうちにソールドアウト!!
結果、ドガの「舞台の踊り子」(エトワール)をイメージしたバナナナッツ生地のマフィンに
たっぷりの生クリームとラズベリー、ローズマリーの小枝を効かせたケーキ(エトワール)を
いただくことに。。。。。
生クリームはとても美味しかった!!さすがドガっ!
あと2時間弱で残りのフロアをまわれるのだろうか。。。(汗)。。。
長くなるので前後編に分けてご紹介しよう。。。。
by forestkoro1015
| 2022-10-31 13:05
| 徳島関連
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