国宝姫路城の百間廊下。(怒濤の関西遠征 vol.4。)
2022年 10月 22日
しばらく間が空いてしまったが、関西遠征の話に戻ろう。
1993年、奈良にある「法隆寺」とともに、日本初の世界文化遺産となった「国宝姫路城」は
シラサギが羽を広げたような美しい姿から「白鷺城」の愛称で親しまれるお城だ。
白漆喰総塗籠造りの鮮やかな白の城壁や5層7階の大天守と東、西、乾の小天守が
渡櫓で連結された連立式天守が特徴なのだそうだ。
たしかに美しい。
修学旅行中の小学生に説明するボランティアガイドのおじさま方の健脚ぶりに驚かされ、
そのわかりやすい解説には思わず聞き入ってしまう(笑)。
※「国宝姫路城の天守閣」に攻め入ってきた時の紹介記事は
すでに「足は棒」なのだけれど、ここまで来たなら「西の丸櫓群・長島(百間廊下)」を
観ないで帰る訳にはいかない(笑)。
徳川家康の孫の千姫は豊臣秀頼と死別した後、本多忠刻と結婚。
桑名から姫路へと国替えとなり、姫路城に移り住んだと伝えられている。
本多家に嫁ぐ際に千姫の化粧料として10万石が与えられ、 その一部で作られたのが
姫路城にある「化粧櫓」(千姫が休憩所として利用)だという(公式サイトより)。
「西の丸」に位置する「化粧櫓」に向かうには「百間廊下」を通る必要がある。
表玄関にふさわしい木製の「花菱」で飾られた「菱の門」脇にある階段
(絶景ポイントがある箇所)を上っていくと、庭園越しに「百間廊下入り口」がある。
「百間廊下」といわれる通り、全長およそ240メートルもある長い廊下なのだそうだ。
この廊下を千姫の侍女たちが裾を引きずって行きかっていたかと思うと感慨深い。。。
一番奥の突き当たりが「化粧櫓」となっていて、千姫ゆかりの品(模造品)が飾られている。
天守閣もそれなりに面白かったけど、初めて訪れた此方の方がより興味深かったかも。。。
時間に余裕がある場合は、天守閣だけでなく此方もオススメ!!
少しお得なセット券を購入してしまったので、隣にある「好古園」も見学することに。。。
地元の方のお話だと「お庭がとても立派!」なのだそうだ。
庭園ならサクッと廻るだけだし、そんなに時間がかからないと思っていたのに。。。。
続く。。。
by forestkoro1015
| 2022-10-22 09:12
| 兵庫関連
|
Trackback
|
Comments(3)