はじめましての「山川光男さん」──「魚箱 大井町店」

「等々力渓谷」からの帰り道、某店での「牛タン祭り」を経て、

二軒目に訪れたのが東急大井町線の線路沿いにある「魚箱 大井町店」さんだ。

文字通り、海鮮をウリにした居酒屋らしい。

また定番からマニアックな酒蔵まで、全国津々浦々の日本酒が揃っているのは

日本酒好きの人にはたまらないかも。。。

但し、残念ながら品切れの銘柄もあるよう。。。

外観はチープな店構えだが、海鮮居酒屋が周囲に少ないこともあるのか店内は大賑わい。

店員さん方も活気があって楽しいお店だ。

○「山川 光男」さん

名前が面白くてはじめていただいてみたお酒。

個人の名前のような響きを持つ「山川　光男・ やまかわ　みつお」は、

山形県内の有志蔵元4蔵により結成されたユニットとのこと。

山形正宗の「山」、楯野川の「川」、東光の「光」、羽陽男山の「男」を組み合わせたものなのだそうだ。

HP（http://yamakawamitsuo.jp）を見ると、春夏秋冬、それぞれの酒造が持ち回りで

醸しているお酒のようで、それぞれのラベルには山川　光男さんが洒落た俳句と共に

様々なポーズを決めたイラストが描かれている。

知らなかったので少し検索してみると、今回の「2022　なつ」で23作目となる銘柄らしい。

参考までに、「山川 光男」さんの設定キャラクターとしては

頭の上に一升瓶を乗せお辞儀をしながら酒をつぐ、つぐ酒がなくなると機嫌が悪くなる、

お風呂に入るときは熱燗にならないように頭を温めない、生ハムが大好きらしい、

山形の自然に囲まれながらぼーっと寝そべるのが好き、

等々、なかなか楽しいおじさんのようだ（笑）。

今回いただいた「山川光男　2022 なつ」のラベルには、

「田一枚　植えて立ち去る　光男かな」という俳句と共に、どこかへ立ち去る光男さんが描かれている。

製造元は「楯の川酒造株式会社」（酒田市）。

「楯の川酒造」のお酒は時々いただくのだけれど、此方も涼やかでシュッとした味わい深いお酒だ。

何よりも光男さんのキャラクターが儚げでかわいい。

九頭龍、大七　生もと、磯自慢、羽根屋、紀土、鶴齢、伯楽星、くどき上手、東洋美人、九平次など

お酒の品揃えがすごいと思ったら、此方の店長さんは利き酒師なのだそうだ。

注ぎっぷりもダイナミックで良いし、お値段もそんなにお高くないのが嬉しい。

直送の生本マグロが載った「お造り5点盛り」がオススメとのことでお願いする。

右側の赤身が本マグロ、左側の赤身は「赤さば」（ハチビキ）と呼ばれる白身に分類される

お魚なのだそうだ。

とても美味しそうに盛られているのだけれど、残念ながらお味は。。。（以下略）。

日本酒がレア揃いなのでお刺身にも期待したのだけれど、まぁ、連休中日ということもあるのだろう。

まぁ、お値段も比較的にリーズナブルだし（1,680円）。

○山形のダシでいただく汲み豆腐

○クリームチーズと奈良漬けのクラッカー添え

クリームチーズと奈良漬けの組み合わせは昨今、流行っているようでよく見かける。

此方のは先に混ぜてあるタイプ。奈良漬けの香りがするクリームチーズだ。

奈良漬けの食感が多少は残っていた方が好きかも。

はじめていただいた「山川光男さん」が美味しかったし、可愛かったから良いことにしよう。

ごちそうさまでした☆

●魚箱 大井町店（とろばこ）

東京都品川区大井1-1-13

050-5868-2458

東急大井町線　大井町駅　徒歩2分
ＪＲ京浜東北線　大井町駅　徒歩2分
りんかい線　大井町駅　徒歩2分

【火曜～金曜】

16時半～23時（L.O.22時）
【土・日曜、祝日】

15時～23時（L.O.22時）

不定休(年末年始、お盆　等)　※暫く月曜休

45席（カウンター5席、１F:テーブル25席、地下:テーブル20席）

https://www.facebook.com/torobako/

https://www.instagram.com/torobako_rakudo_ooimachi

2008年11月オープン

電話番号

03-5743-5188

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