都会の真ん中で自然を満喫！──「等々力渓谷」。

お天気が良くなった3連休の中日は世田谷にある「等々力渓谷」までお出かけ。

東京都指定名勝の「等々力渓谷」は、武蔵野台地の南端を谷沢川が浸食してできた

延長約1キロメートルの23区内唯一の渓谷だ。

東急大井町線の「等々力駅」で下車。

歩いていくと数分で渓谷入口の案内が出ている。

階段を降りて最初にくぐるのが「ゴルフ橋」。

川沿いの小径をあるきはじめる。

樹木が鬱蒼としげり、野鳥の声が聞こえる渓谷沿いの小径はヒンヤリとして涼しい。

水が湧き出ているのだろうか。渓流の静かなせせらぎさえ心地良いBGMだ。

都会の真ん中にあるとは思えない、まさに「自然のオアシス」のような場所だ。

環八の「玉沢橋」をくぐり、「等々力渓谷三号横穴古墳」や「稚児太子堂」を見学しながら進むと「不動の滝」に出る。滝は2本あるのだけれど、写真は右側の滝。滝の下には滝行を行われるのだろう。石の台が敷かれている。全国から滝行をする人が訪れる場所としても有名だそうで、この瀧の轟く音が「等々力」の地名の由来という言い伝えもあるそう。。。

この滝のすぐ近くにあるのが、「雪月花」という人気のお茶屋さん。あとでかき氷を食べようと思っていたのに、16時過ぎには閉店していた。

すぐ横にある階段を上っていくと、「等々力不動尊」だ。縁結びにもご利益があるのだそう。。。

お不動様の前は広場になっていてベンチも置かれている。

横にあるお休み処「四季の花」でソフトクリーム休憩！！

「完熟メロンソフト」（300円）。

広場の横には「展望台」が設けられている。

下を眺めてみたが、鬱蒼と生い茂った木しか見えなかった（笑）。

お不動様から階段を降りて「日本庭園」をめざす。

石灯籠と築山。ここから上へと庭園が広がっている。

この庭園は昭和48年に作庭されたもので、昭和36年に建てられた書院建物からの眺めはなかなか。

特に紅葉の季節はきっと美しいことだろう。

美しい庭園の向こうには芝生広場が！！

庭園入口の「かぶき門」。

立派な竹林。

そろそろ来た道を戻ることにする。

庭園正門に至る階段。

上るには少し勇気が必要（笑）。が、光の加減がキレイ！！

環八の「玉沢橋」を逆側から眺めたところ。夕方近くなると、だいぶ人も減ってきて静かな雰囲気に。。。

クモのゲージツ（笑）。

「ゴルフ橋」から渓谷を俯瞰で見たところ。

色々寄り道しながら散策して大体2時間ぐらい。

春は桜、夏は蛍、秋は紅葉と、年間を通して四季折々の自然に触れることのできる

気持ちの良い散策コースだ。

無料駐車場もあるようだ（16時30分の出庫時間厳守！）。

いささかアップダウンもあるけれど、都会の真ん中にこのような場所があったとは！！

という感じでなかなか楽しい散策だった。

●等々力渓谷（とどろきけいこく）

東京都世田谷区等々力1-22、2-37～38

□日本庭園・書院

9:00～17:00（3月～10月）

9:00～16:30（11月～2月）

【定休日】12月29日 ～ 1月3日

□雪月花

11:00～16:00

冬季営業（12月の第3月曜日～3月中旬）は土日・祝日のみ営業

元旦～ 7日は休まず営業

【定休日】冬季の平日

□四季の花

11:00～16:00
【定休日】無休

＃東京都指定名勝

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