用賀のエクセレント和食。──「本城」


「花邑」さんと共に、用賀を代表する日本料理店の2トップのもう一つの店として
オススメしたいのが此方の「本城」さんだ。
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此方のご主人は日本料理の「たん熊北店」京都本店で修行後、
パリ日本大使館の公邸料理人等を務めた華麗なる経歴をベースに、
オーナーシェフとして此方をオープンさせた方なのだそうだ。
カウンター席をメインに20席ほどの店内はジャズが流れる落ちついた空間。
構えることなく四季折々の京料理があれこれと楽しめるお店として、
開店以来、着実にファンを増やし続けているお店でもある。


せっかく三軒茶屋まで出かけるのだからと、此方もダメもとで前日に電話をかけてみたところ、
ちょうどキャンセルが出たところだったらしく何とかお席をゲット(喜)。
意気揚々と出かけてきた次第。


夜のコースは「雪」(6,300円/旬の食材を厳選した少し軽めのコース)、
「月」(8,400円/季節が薫る店主おすすめのコース)、
「花」(10,500円/その日の食材をふんだんに使ったおまかせコース)の3種類。
その他にアラカルト料理も色々と揃っているのが此方の特徴でもある。


以前の訪問時には量が多すぎて難儀したことがあるので、
「足りなかったらご飯ものなどの追加オーダーも可能です!」という予約時の奥様のアドバイスに従って
今回は「雪」(6,300円)をお願いしてみることにした。
なんでもお食事とデザートがつかない「お酒を召し上がる方向け」のコースでもあるらしい。


当日いただいたお料理は下記の通り(写真は最初の10枚。料理の名前は創作も入っているかも・汗)。

◯白魚と菜の花の酢の物
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菜の花と白魚は、和食の世界で言うところの「春」の出合い物(同じ季節に出回る
相性の良い材料)の一つだという。
シャキシャキ感の残る菜の花に、やや酸味をきかせた大根おろしが添えられ
何とも爽やかな味わいで食欲中枢を刺激する一皿。
まだ2月半ばだというのに白魚がいただけるとは予想さえしていなかったのでうれしい。
盛りつけも含めて気に入ったお品。


◯蟹の飯蒸し
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蟹の飯蒸しに生麩と人参を添え、熱々の餡をかけたお品。
トッピングの生姜が餡と絡み、それぞれの具材が持つ独特の食感をさらに際立たせてくれる。
何だかほっこりしてしまった(笑)。


◯八寸
鮑の肝和え、唐墨、金柑の甘煮、いなり寿司、あられ揚げ、鰯の甘露煮、他。
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日本料理の楽しさは様々に手の込んだ食材が美しく盛りつけられた「八寸」にあると
私はかねがね思っている。此方の「八寸」も見事に美しい。
連れと共に、最も感動したのが「鮑の肝和え」
8ミリ角サイズにカットされた、ほどよい柔らかさの蒸し鮑が、素晴らしいお味
(やや味噌の味もしたような?)にアレンジされた鮑の肝で合わさり、
山椒の葉が添えられている。かなり贅沢で高級感があり、またとてつもなく美味だ。
「お代わりしたい!」と思ったほどに完成度の高い一品だった。


◯お造り
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本鮪、すみいか、真鯛。ねっとりと脂ののった鮪、味わうほどに甘みを感じるすみいか、
プリプリ感のある真鯛、いずれも思わずウットリしてしまうほどにおいしい。
連れは「いつも食べている鮪とは全然違う!」と歓声をあげながら食べていた(笑)。


◯焼き物
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鰆の西京焼きに子持ち昆布と金箔付の黒豆が添えられている。
柔らかく焼き上げられた鰆は予想以上に上品なテイスト。
黒豆も炊き加減・甘さ共に絶妙の味わいで鰆をいただいた後の口の中を
さっぱりとさせてくれる。


◯京菜と赤かぶらのお浸し
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京菜と油揚げの煮浸し(?)に赤かぶら(?)を添え、やや酸味をきかせた
お出汁のゼリー寄せで仕上げた一皿。説明を聞いたはずなのにすっかり忘れている(汗)。
煮浸し(?)はゴマをあしらった上品な味わい。
シャキシャキ感が特徴の赤かぶらとゼリー寄せは独特の食感でおいしい。
いつまでも味わっていたいゼリー寄せだった。


◯蒸し物
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「これで最後になります!」と登場したのが、とても大きな「鯛のかぶと煮」
二人で一つではなく、一人に一つずつだ。
たっぷりの山椒の葉と牛蒡が添えられていて、鯛の顔(実際にうらめしそう顔をしている!)
を隠してくれる(笑)。
早速に戦闘開始。驚くほどにスルスルっと身が骨からはがれてくれるので非常に食べやすい。
しっとりと柔らかく焚かれた鯛の味付けはお上品な薄口系。牛蒡も柔らかく焚かれていておいしい。
魚が大好きな連れは「うまい!」「実にうまい!」と言いつつ夢中で食べている。
すでにお酒もなくなりつつあったので「白いご飯をもらおうか?」と声をかけたところ、
「せっかくの魚の味が薄れてしまうからいらない!」とのこと(爆)。
こんなにまで感動して食べてもらったら、きっと鯛も本望だろう(笑)。

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この日は、とりビー、「気鋭の雫」(広島・純米酒)、「砂潟」(さかたと呼ぶそう・
山形・純米吟醸)、「伝心」(福井・純米酒)などをいただいて、
お支払いは二人で約1.6万。
驚異とまではいかないが、これだけのお料理に対してこのCPの良さは特筆ものだと思う。
さすがに地元の舌の肥えた常連客に支持され、繁盛しているお店は違う。

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もう一軒の和食店と共に、用賀を代表するお店の2トップとして、用賀周辺の客の心を
トリコにしていくのだろう。両者共に甲乙つけがたいお店だ。
このような素晴らしいお店がある用賀界隈にお住まいの方々が実にうらやましい。
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※下記は前回訪問時にいただいたお料理
たしか一番上の「花」コースだったかと記憶
接待仕様ということもあり、詳細はほとんど覚えていないので写真のみのご紹介とさせていただきたい。


□先付:鮑がたっぷり!!
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□殻付き雲丹と海ぶどう
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□雲丹の茶碗蒸し
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□鱧
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□お造り(本鮪、真鯛、いか)
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□お椀にも鱧!
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□焼き物(甘鯛)
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□岩牡蠣
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□揚げ物(稚鮎)
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□蒸し物:加茂茄子、生麩、小芋等
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□お食事
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□赤出汁
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□アイスクリーム最中とさくらんぼ
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□お酒

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ごちそうさまでした☆



※文中表記価格は訪問時のお値段となります。



●本城(ほんじょう)
東京都世田谷区用賀2-15-8
03-6805-7989
用賀駅東口から徒歩5分
11:30~14:30(L.O 13:30)
17:30~22:30(L.O.21:00)
水曜休
17席(カウンター7席、テーブル10席)
http://tan-honjo.com/about.html
2009年4月オープン
※備考
【昼】 3500.4500円(税抜き)
【夜】 6300.8400.10500円



(*220616)





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by forestkoro1015 | 2011-02-18 14:02 | グルメ・都内・日本料理 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015