美しすぎる国宝「曜変天目茶碗」。@「藤田美術館」(大阪遠征 vol.3)


あまり面白いと思えなかった「大阪歴史博物館」から出てくると
散々歩き回ったので「足が棒!」のようだ。



「大阪歴史博物館」を訪問した時の紹介記事は




最後のチカラを振り絞って向かったのが、
この4月1日にリニューアル・オープンを果たしたばかりの
「藤田美術館」だ。



此方は、仏教美術品などをはじめとした文化財の海外流出を莫大な私費を投じて防いだ
大阪屈指の実業家、藤田傳三郎(1841年~1912年)とその息子たちによって
築かれたコレクションを軸に1954年に開館。
国宝9件、重要文化財53件を含む約2000件のコレクションを所蔵している。
国宝指定された3つの茶碗「曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)
うちの一つを保有する美術館しても知られている。
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最初に目に入るのは立派な門。
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藤田邸跡地は広い公園になっているらしい。
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右に見える白い建物が美術館だ。
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さらに歩いて美術館の入口到着!
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白を基調としたガラス張りのお洒落な建物だ。
元々は藤田邸の蔵を改装して利用してきた「蔵の美術館」だったと伝え聞くが
リニューアルされた外観からは「蔵」のイメージはあまり感じられない。
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が、やはり美術館は「蔵」の中だった。此方は入口。。。
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ライティングの関係なのだろう。内部は限りなく暗い。
学芸員の方もいるし、スマホでそれぞれの展示品の解説もチェックできるが
手元が暗くておぼつかない(汗)。
撮影も自由にできるが、とにかくブレまくりだ(笑)。



○「去夏帖」(藤原佐理・平安中期)
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○[重文] 「交趾大亀香合」
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○斗々屋破茶碗
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○青磁鳳凰耳花入
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他にも立派な書や器があるのだけれど、まともに撮れたのはこれぐらい(汗)。


やはり圧巻は「曜変天目茶碗」
なんという神秘的な美しさなのだろう。。。
足の疲れがスーーーっと引いていくのを感じた(笑)。
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先日の「空也上人像」ではないけれど、360度全方位から鑑賞できるように
なっていて、観る角度によってもまた別の表情を楽しませてくれる。
「眼福」とはこのようなことを言うのかも(などと知ったかぶり・笑)。
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蔵を出たところの目の前に窓が!!
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壁の厚みのすごいことといったら(驚)。
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美術館の出口はこのような感じ。
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窓の外には新緑に溢れた庭園が広がっている。
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そう、先ほどの広い公園とつながっている。
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庭園沿いのアプローチを歩いて行くと
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趣きのあるお茶室が!
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先ほどのロビーに戻ってきた。。。


ロビーにはお茶が飲める「あみじま茶屋」もあって、お抹茶や煎茶、
お団子などがいただける模様。。。
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美しすぎる国宝「曜変天目茶碗」を拝んだ後で、もうお腹いっぱい(えっ?)。。。


「大阪城天守閣」「大阪歴史博物館」そして此方の「藤田美術館」と、3つを
駆け足で巡った中では、此方が一番感動したかも!!


それにしてもご近所にあった「ザ・ガーデンオリエンタル・大阪」
ステキなことといったら!!時間があったら中でお茶したかったのに残念!!



この後は一目散に大阪駅をめざす。。。



続く。。。




●藤田美術館
大阪市網島町10番32号
06-6351-0582
午前10時から午後6時
入館料:1,000 円(19 歳以下無料)
不定休(年末年始ほか)
JR大阪城北詰駅より徒歩1分



Commented by tokotakikuh at 2022-06-01 13:43
天目茶碗はひきつけられますね

大阪も、美術館が増えましたね
Commented by jyon-non at 2022-06-01 17:49
何て素敵なんでしょうね。藤田美術館。

素敵な風景と美術品、ご紹介下さって嬉しく拝見しました。

ありがとうございます。💐
Commented by forestkoro1015 at 2022-06-01 19:05

zakkanさま

コメント有難うございます。
見事なお茶碗でした。
zakkanさんのようにキレイに撮影できれば良かったのですが、なかなか(汗)。。。
大阪もまだまだ知らないところがたくさんあって楽しいです!
Commented by forestkoro1015 at 2022-06-01 19:06

jyon-nonさま

コメント有難うございます。
私の拙い写真ではとても此方の素晴らしさを伝えきれませんです(汗)。
でも、はるばる観に行ってよかったです。
大阪へお越しの際は是非〜!!
Commented by slow33jp at 2022-06-01 21:36
蔵の入口や窓がとってもステキですね。
陶器は全く分かりません。
Commented by forestkoro1015 at 2022-06-02 17:08

カフカフカさま

コメント有難うございます。
大阪大空襲でお屋敷が焼けてしまった時も、この頑丈な蔵のおかげで
蔵と中の美術品は無事だったのだか。。。
こんな厚さがあれば当然なのかもしれないですが、すごいですよね。


アタシも全くわかりません。
時々「何でも鑑定団」をチェックするぐらいです(笑)。
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by forestkoro1015 | 2022-05-31 17:56 | 大阪関連 | Trackback | Comments(6)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015