「大河への道」@TOHOシネマズ府中


久しぶりの映画鑑賞は「大河への道」
どうしても観たくて封切り日の朝一に映画館に出かけてしまった(笑)。
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千葉県香取市役所の総務課主任、池本(中井貴一)は市の観光振興策の一つとして
郷土の偉人「伊能忠敬」を主役に据えた大河ドラマの企画を提案する。
県知事の後押しもあり、部下(松山ケンイチ)とともに、
県知事が推薦するベテラン脚本家(橋爪功)を訪ねてシナリオを依頼する。。。

が、伊能忠敬は江戸時代に17年かけて地球1周分を歩いて測量を行い、
精緻な日本地図「大日本沿海興地(よち)全図」を作成した人物として知られるが、
実は地図が完成する3年前に亡くなっていたことを知り、途方に暮れる。


一方の江戸時代、幕府の天文方や測量をつかさどる役人の高橋景保(中井の二役)は
「忠敬の死は上役達に伏せ、忠敬の悲観だった地図づくりを続けさせてくれ!」と
忠敬の弟子たちに懇願されて困っていた。
そんな偽装に手を貸したら景保の切腹どころか、弟子達の命も保障できない。
一体、自分はどうすれば良いのか。。。




原作は立川志の輔の人気新作落語
地図完成前に亡くなっていた伊能忠敬の死を伏せて、何とか地図を完成させようと奮闘する
景保、そして伊能組の弟子たちの演技が熱い。
皆で力を合わせて足で歩いて測り、筆を使って半紙に落とし込み、それらをつなぎ合わせて
少しずつ地図を完成させていくプロセスには、時に笑いがあり、涙もあり、感動もある。
現代と江戸時代、それぞれが二役を演じるのは宮藤官九郎のドラマなどで
よく用いられる手法だが、
200年前のあの時代に「地球の本当の大きさを知りたい」と自らの目的に向かって
突き進んだ伊能の地図作りへの熱い想いが伝わる


特にエンディングは圧巻!!


タイトルに込められた想いも最後にようやくつながった(笑)。


久しぶりに千葉・佐原にある「伊能忠敬記念館」を訪れてみたくなった。


歴史好きの方には特にオススメ。☆☆☆☆4つを進呈。




【ご参考】
※以前、千葉・佐原を訪れた時の紹介記事は





※その前に訪れた時の紹介記事は





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by forestkoro1015 | 2022-05-29 18:24 | 映画作品・TV作品 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


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