オリーブに染まる!!──「小豆島オリーブ園」&「道の駅 小豆島オリーブ公園」(小豆島への旅・その6)
2022年 03月 26日
「サルの呪い」で傷めた足を引きずりながら向かったのは、島のセンター南側の
海沿いの小高い丘の中腹にある「道の駅 小豆島オリーブ公園」だ。
気候が温暖で雨が少なく、地中海と良く似ている小豆島は、
植栽110周年以上の歴史を誇る、日本オリーブ栽培発祥の地として
知られている。
その出荷量は香川県全体で日本国内の97%を占めているのだそうだ。
3月第二週のNHK「ブラタモリ」で放送されたばかりの「小豆島特集」でも
チラリと映り込んでいた(予告だったかな)「ギリシャ風車」は此方にある施設で
姉妹島であるギリシャ・ミロス島との友好の証しとして建てられたものだそう。
見渡す限りのオリーブ畑が広がり、オリーブ記念館や遊歩道、搾油所、レストラン、
天然温泉施設、温室、イングリッシュガーデンなどが丘の斜面に点在し、とにかく広い。
ふれあい広場(下はイベント広場)から眺める景色の素晴らしいことっ!!
文字通り、小豆島から四国・高松方面が一望できる。
ポストもオリーブ色(笑)!
温泉施設側にはミモザの木がたくさん植えられていて圧巻!!
2〜3本、いや、4〜5本ずつ販売しても、ステキなお土産となると思うのに残念!!
小豆島の人たちはあまり商売ッ気がないのかもしれない。
ギリシャ風車も少し歩いた先にあるる
ホウキ(無料レンタル)をもった女子がウロウロしているので「?」と思ったら、
「魔女の宅急便」(注・実写版)でキキがホウキに乗って飛ぶシーンが、この風車の前で
撮影されたのだそうだ。
道理でホウキをもった女子たちが、風車の前でピョンピョン跳びはねて写真を撮っていた。
私はジブリ版しか観ていないので知らなかったが、アニメを実写化するのはあまり好きではない。
天然温泉に浸かりたかったが、今宵のお宿にも温泉はついているので此方はパス!
此方の道の駅には、お目当ての瓶詰めオリーブが見当たらなかったので、
丘を下って、車で3分ぐらいの場所にある「小豆島オリーブ園」に移動。
2019年に開園100周年を迎えたという此方は、日本最古のオリーブの原木を中心に
オリーブの森を形成。約2,000本のオリーブの木を栽培し、様々なオリーブ関連商品を
プロデュースするだけでなく、イサム・ノグチのアート作品を大自然と共に楽しめる
レストランや焼きたてパンショップなどを備えた施設だ。
やはり山(丘?)の高低差を利用して作られているため、階段がしんどい(笑)。
上の方では手作りオリーブオイル体験教室なども開催されているようだったが、
この日はお土産ショップ探訪!!
オリーブ関連商品だけでなく、お醤油やお酒などの小豆島土産なども数多く扱っている。
いくつかのオリーブの瓶詰め商品とお醤油などを購入。
と、目に入ってきたのが、「オリーブリーフソフトクリーム」(300円)。
小豆島にはお醤油ソフトなど、不思議な食べ物が色々あるのだけれど、オリーブリーフソフトは
はじめて。早速いただいてみることにした。
解説によると、オリーブソフトは「上質なバニラをベースにオリーブリーフの粉末を配合。
上品なリーフの味」とのこと。
ハート型のウェハース(ラングドシャ)が付いているのは、ハート型のオリーブの葉を
見つけた人は幸せになれるという伝説があるからなのだそうだ。
スプーンはついていないので、このウェハース(ラングドシャ)ですくって食べると
ちょうど良い感じ。美味しくてついつい和んでしまう。
オリーブの葉を使ったソフトクリームは、抹茶のようなさわやかな味わい。
そしてノンカフェインのオリーブリーフにはポリフェノールがオリーブオイルの
およそ30倍含まれているなど、身体に良いこと尽くしなのだそうだ。
よそでは食べたことがない「オリーブリーフソフトクリーム」、
難しいと思うけれど商品化したら絶対売れると思う。
アイスキャンデー老舗の「株式会社アカギ」さんあたりには、是非、頑張って
商品化をお願いしたいと思う。
ごちそうさまでした☆
●道の駅 小豆島オリーブ公園
香川県小豆郡小豆島町西村甲1941-1
0879-82-2200
営業時間 8:30-17:00(年中無休)
https://www.olive-pk.jp
●小豆島オリーブ園
香川県小豆郡小豆島町西村甲2171
0879-82-4260/0120-41-0287 (受付時間 8:30~17:00)
8:30〜17:00(年中無休)
https://www.1st-olive.com/index.html
小豆島オリーブ園 (カフェ・喫茶(その他) / 小豆島町その他)
テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.3
by forestkoro1015
| 2022-03-26 21:43
| 香川関連
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